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e発明塾通信 vol.593(2019年4月1日号)(特別号)マズロー「完全なる経営」に学ぶ/「挑戦」に「敗者」は存在しない

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・・・ e発明塾通信 vol.593(2019年4月1日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦でございます。

● 「完全なる経営」でマズローが試みたこと~仕事と組織運営を通じて「よい社会」を実現する

先日、以下Blogでとりあげている、私の愛読書の一つ

「完全ある経営」(A.H.マズロー)

を、買い直しました。

(”完全なる経営”で、マズローが試みたこと 2014.1.1)
https://edison-univ.blogspot.com/2014/01/blog-post.html

繰り返し読み直した結果、傍線や書き込みが増えた、いろいろな気付きが詰まった本なのですが、あえてそれを手放し、気分を一新して新たな視点で読みたくなったからです。


完全なる経営、は、私が経営者になろうと思うきっかけを与えてくれた本であり、また弊社および発明塾運営の

「原理原則」

を考える上で、常にヒントをくれる本です。


例えば、企業内発明塾において、新規事業や新規研究開発テーマをお考えいただくにあたりお話していることのいくつかは

「自分の存在の中から沸き上がってくることを実現する・・・実現する対象は、だいたいは社会通念とは違うものが多い」(P407)

を念頭に置いたものです。


そして、弊社を運営する上で、念頭に置いているのは、以下のような言葉です。

「その意味で、仕事とは”社会と通じる窓”であり、会社とはそこで働く人が成長・発達する場でありうる」(P414)

「大半の人が多くの時間を会社という組織で費やしていることを考えれば、”いい社会とはなにか”という問いをもう一歩、具体的なレベルに推し進めるだけで、”いい組織体(会社)の特徴とはなんなのか”という経営学の問いにたどりつくであろう」(P414)

「健全な人間は仕事を通じて成長し、自己実現に向かうことができる」(P1)

「優秀な人間がきちんとした組織に加われば、まず仕事が個人を成長させ、次に個人の成長が企業に繁栄をもたらし、さらに企業の繁栄が内部の人間を成長させる」(P2)


そして、この2つは、私の中では、つながっています。


「自身の中から湧き上がってくること」

を実現したい人は、それが実現できる

「組織」
「チーム」
「仲間」

を必要とします。しかし、目指すところが、現状の組織の

「社会通念」

とあまりにも異なるため、新たな

「組織」
「チーム」
「仲間」

をつくることに、(いずれ)なります。


その時に、

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