巨人ファン的にうらやましかった西武黄金時代

ジャイアンツファンのEGUYANです。
ファイターズも好きです。
もっと言っちゃうと、プロ野球が大好きです。
かつては大のジャイアンツファンで、今じゃ考えられんほど、地元球団の西武ライオンズがとにかく大嫌いだったのです。
(今はライオンズも好きです)

今日ネットで、ジャイアンツから黄金期のライオンズに移籍して抑え投手として大活躍した鹿取義隆さんの当時を、ご本人がふりかえる記事が掲載されていまして。

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「巨人と西武で大物選手の争奪戦。 鹿取義隆「根本さんのすごさを感じた」(2020年9月17日 webスポルティーバ)https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2020/09/17/___split_174/

当時を懐かしむ(?)ように、思い出しながら読みました。
ぼくも当時をふりかえってみたいと思います。

巨人ファンのぼくが大アンチ西武になった理由

ぼくは子供の頃、原辰徳さんにあこがれてジャイアンツファンになりまして、今に至るわけですが。
地元埼玉、しかも近隣にある所沢市に本拠地を置く西武ライオンズにはほぼ見向きもせず(小さい頃フィールドに入ったこともあれば試合を観に行ったこともある)、日本シリーズで西武にやられてからは「憎き」「アンチ」西武へと「成長」してったのです。

1989年、西武対近鉄のダブルヘッダーで、渡辺久信投手や郭泰源投手がブライアント選手からホームランを打たれたシーンでは、近鉄ファンでもないのにまるで原辰徳さんが打ったかのような喜びようで、ここでは書けないようなことを言い放ったり。
今そんなこと言ったら埼玉から追放される・・・?
とにかく大アンチライオンズだったわけです。

憎たらしいけどうらやましかった選手層

辻、平野、秋山、清原、デストラーデ、石毛、吉竹、安倍、田辺、伊東・・・
ピッチャーが石井丈裕、工藤、郭、渡辺久信、渡辺智男、鹿取、潮崎、岡田・・・
どっからでも打てて、上位3人はとにかく走れる。
先発が7回までしっかり投げれば、8回9回を鹿取、潮崎が抑える。
ジャイアンツは何で鹿取を出したの?って思ったな。
(交換相手の西岡選手も左投手殺しとしてジャイアンツで大活躍したけどね)
正直、ジャイアンツファンの野球少年的にはあの選手層はうらやましかったのです。

そんな話を、オトナになって朝大野球クラスで講師に来てくれた、当時のエースで西武球団のジュニアを指導している石井丈裕さんとは話をさせて頂きました。
(そのとき、ファイターズの「KANEKO 8」のユニを着ていたため、「カネコぉ〜」と呼ばれました)
後年、いろんな文献から知ることになり、また石井さんもおっしゃってたのですが、あの頃ライオンズは人気も実力もすごかったけど、選手は決して浮かれることなく、とにかく必死だったと。

新人や移籍選手がすぐ活躍出来たのも、他球団のスカウトと違って、ライオンズのスカウト、特に当時の根本管理部長はすごかったんだろうね。
今はどの球団のスカウトもレベルが上がってるし、契約金以上に球団施設や球場など、野球をやる環境が重視されてる時代だけど、以前は札束がね・・・(本当のことは知らない。マスコミの言うことは話半分に)

今は低迷・・・でも期待している

西武黄金時代のパ・リーグは、ホークスが万年最下位で、シーズン終了時には首位から3〜40ゲーム離されていた。とにかくライオンズが強すぎたのだ。
それが今では万年最下位だったホークスは工藤さんが監督で、同じ黄金期に西武で戦った辻さんと常に首位争いしているほどになり・・・
今低迷してるけど、ライオンズの打線(山賊打線)、決してダメじゃないんですよ。
デストラーデさんのような破壊力がある選手はいないけど、ほとんどの選手が走れるし、森選手、山川選手の本調子になったときの破壊力は、秋山さん、清原さんレベルと遜色はない。とはいえ、今年の山賊打線は、秋山翔吾選手がいなくなったダメージは確かに大きい。
栗山選手、おかわり選手、内海投手と手本になるベテラン選手もいるんだし、若手でいい選手がいっぱいいるから、いちプロ野球ファンとしてライオンズに期待している。

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