見出し画像

「継続」できる秘訣。今のところの答え

EGU理学療法室へようこそ。
ここでは、いつまでも軽やかに動ける身体でいたい。そんな方を応援する理学療法士のEGUがリハビリの視点から健康情報をお届けしていきます。

さて、この記事は

「健康に関する栄養・運動はどうしたら続けられるのか?」

を考えてみたいと思います。

前置き

「継続」に関しては理学療法士になろうと思ったキッカケでもあります。(だって、人間が好きだから。)
どうしたら、人は行動するのか?を考えて、提供できてこそ健康サービスをお届けできるプロと言えるんじゃないかと思っています。それも千差万別の一人一人に合わせた形で。なので、私はまだまだ道半ばです。もう、かれこれ14年近く、この「継続」というテーマで悩み続けているんじゃなかろうか。

2年も前にこんな記事を書きました。
(Facebookの記事が貼り付けられないからInstagramに再投稿したよ。)

行動科学マネジメントが触れられていますが、これは50年前にアメリカの心理学者スキナー興して、近年ではその学問を"石田淳先生"が日本に持ち帰り、日本の文化に合わせて発展させたものです。

その石田先生の行動科学マネジメントによれば、
・ 継続は根気や努力は必要ない。
・ ただ「続け方」を知らないだけだ。
と、おっしゃっています。

根性論で学生時代通ってきた私としては、自分一人なら気合でまかなえますが、就職し、ことサービス提供者側においては、相手ありきの話。
もちろん撃沈です。

中には響いてくださる方もいらっしゃいましたが、それは若い情熱を買ってくださった一部の方です。すみませんでした!これから結果出せるようがんばります!

そんな悩んでいた時期に出会ったのが、行動科学マネジメントで、必死に石田淳先生の著書を読み漁りました。どうしてもこうしてもお会いしたくなり、ダメ元で接待を申し込んだら、2018年11月お会いできました!

画像1

画像2

行動科学マネジメントのおかげで、私自身と多くの患者様を救うことができるようになりました。行動科学マネジメントの肝は「環境設定」です。人・モノ・ごほうび・約束などの環境を整えて、良き行動をやり、悪い行動を減らす。シンプルに言うとこうです。

ぜひ、著書を購入してみて下さい!一番のおススメはコレ!
漫画で読みやすいですよ。(石田先生、本当にありがとうございました!)

一方で、環境設定が行き届かない方もいらっしゃいます。それはそうです。継続できない理由なんて、いくらでも挙げられます。しかも、自分事になっていない他人に頼りたくなっちゃう時は余計に。(リハビリ時期は身体が弱ると、心も弱りやすいよ。)放っておけ。そう思われるかと思います。
確かに、ただただ何もせずに寄り添う。そういう時期も大切です。今からの話はその時期を過ぎて、自分ごととして「継続」しよう!という時期に大切な要素です。

何の要素か

たぶん、今の所はこれしかないんじゃないかなと思います。
「優先順位をあげる仕組みを創ること」
健康はいつも身近にあります。
身近にあるからこそ、大切さが見えなくなってしまいます。それは脳機能が正常な証拠でもあります。いつだって、人間は環境適応しようとして生きています。
今の環境になじもうとしているわけですから、使わない機能は衰えさせて削ぎ落とし、なるべく効率よく生きようとしていきます。
#成長と衰退は表裏一体

いつも身近にいると大切さを見失いやすいということで、優先順位がどうしたって下がるんですね。
これを根性ではなく、どんな環境設定をして、その環境に身を置くか。

ある人は「多額のお金を払ってトレーナーを雇う」とか、
「1回で身体のメンテナンスが済む整体師のところへ行く」とか、
言ったりするのを聞いたことがあります。

たしかに、罰を与えることや、体操の質で一時は継続するモチベーションも上がるでしょうが、それは2~3ヵ月もすれば意気消沈してしまいます。
相手がずっといてくれるならともかく。
必ず自分自身で歩まなければならない時期がくるからです。

しかも、様々な壁が待っています。
・家は休むところで運動するところじゃない雰囲気。
・どんな運動をしたら良いか分からない。
・元々、運動が好きじゃない。
・身体の内観、動かすコツみたいなものが分からない。
・時間の作り方が分からない。
・一人だからやる気がでない。
・指導者に通い続けるお金がない。

だから、むずかしい!場合によって、自分ごとにできない方へは無理に運動継続は勧めないです。また、痛くなった時に再度考えてもらえばいいかなと。その時には、私自身がもっとうまくお伝えできるようにがんばりますね。と言う具合で。

難しいけれど、それでも。健康を届けるために選択肢を絶やしてはいけなくって。選ぶのはお客様だけど、選択できないなんて辛すぎるから、自分ごととして自然となっていき、運動を継続できる導線を考えつくしたサービスを作りたいと日々頭を悩ませています。

でも、継続出来ている方の共通点をみると何となく気付けてきました。ここ最近は。「~しなきゃ。」の自分ルールが明確になっているんです。そして、それを他人に公言している。公言しなくても黙々とできている方もいますが、そういう方は過去に大病をされた方が多いです。一度、失った健康のイメージがいつまでも鮮明なんですよね。

そういうところから、今の所考え着いているのが、(健康サービスの場合)


優先順位をあげるには2つの要素。
「限定」と「コミュニケーション」にあると思います。

実際にすでにそれは世間では機能していて、私がオリジナルで思いついたような口ぶりで言うつもりはなくて。
・季節限定で施術内容が変わるサロンや整体院
・予約が取れないように設定して、たまに取れた予約にプレミア感を出す
・各SNSライブ配信で体操動画をして、患者さまと繋がり続ける。
ということをしている整体院様方を見かけます。

なので、以上のサービス例からしても、自力はむずかしいと思います。大病を過去にされていないで、できる方もいるでしょうが、少数派です。(二・八の法則がここでも!)健康になろうとする体操を継続することは、一人では戦えず、力尽きてしまう可能性が8割以上です。誰かと繋がり続ける。これは必須ポイントかなと思います。

それでどうする・・・

そこで、何者でもない理学療法士のEGUが、私なりにその「限定」と「コミュニケーション」による優先順位をあげるテストサービスをデザインしています。

ただ、これは直接コンタクトして、江口を知っている方にしか使えない内容です。LステップというLINEの機能を通して、体操明日やるぞ!とアイコンをタップするだけで、次の日に限定動画が送られてきて、朝の時間帯にやらないとみることができない。(忙しいママにこそ、体操をやるなら朝しか時間はない。)

コミュニケーションを生むために、体操1回ごとに100円貯める(稼ぐ)ことができて、10回1000円貯まると、LINEpayに換金できる。

その1000円のごほうびを自分でも、パートナーでも、子どもでも、寄付でもいいので使ってもらう。誰かの笑顔になったら、それこそが体操を続ける「言い訳」になるんじゃなかろうか。

という具合に思っています。
HPとLステップ構築もあと少しで完成です。
完成して、私と繋がってくださっている方で興味があれば、ぜひお試しください!きっと、いけると思うんだよな~。「コミュニケーションツールとしてお金は最適」かと思うので。

これがもしも失敗に終わっても、「継続」という健康サービスを届ける仕組みを考え続けようと思います。

もしも、興味がある方はEGU(江口俊)とどこかで繋がっておいてください♪
(まるきり、顔を知らない方には向かないサービス形態)

画像3

それでは!今日も最高の1日にしましょう♪
ではまた。

いただいたサポートは今後のコンテンツ作成の活動費にまわして、さらなる「おもしろい」ものを作っていきます♪