遺伝と環境。

遺伝とかDNAということについて考えていました。
場所によっては「血」と言う時もあるでしょう。
けれど、これらが話題になるとき、大抵は悪いことを言うときです。
 
これに気がついたのは、健康診断でぼくのコレステロール値が基準よりも高かったことが、遺伝的なものだということがわかったからなんです。
元々、体は弱い家柄なんですが、久し振りに遺伝的という言葉を聞きました。

そういえば『スターウォーズ』も「血」にまつわる話です。
そして、血にまつわるストーリーは、そのタレント性が強いものであっても、苦難が待ち構えています。
「二世タレント」と言われる方々も、メリットはあるけれど、いらんハードルもあるでしょう。
 
そう考えると、遺伝と呼ばれることで、手放しでいいことが見つからなくなったのですが、もしかしたら、逆の要素を遺伝されていたら、「遺伝っていいよね」と言っていたかもしれないですよね。
 
たとえば、体の強さを遺伝されていたり、身体的特徴で優れていたり。
こういうと元も子もないですが、最初に受け継いだ遺伝子で、すべて決まっちゃうんじゃないだろうか、とさえ考えちゃうんですよね。

「遺伝50%、環境50%」とも言われているけれど、ネガティブな方を50%しかないと捉えるか、50%もあると捉えるかって、やっぱり始まりが肝心な気がしたんです。
物事をポジティブと捉えるのも、ネガティブと捉えるのも遺伝子なんて言われちゃうとね。
 
けれど、能天気に過ごして幸せに生きてられるのなら、それはそれで素晴らしいですが、そんな人と会ったことがないんです。
裏を返せば、どこかでぼくらは、ネガティブな状況をポジティブに闘う術を手に入れていく生き物なんじゃないだろうか、とも言えます。
「ピンチはチャンス」って色んなところで言われるのも、ピンチは普通にあることの裏返しなんですよね。
と言うことは、「環境50%」は、「ピンチはチャンス」を学ぶことなんじゃないだろうか。
コーチングや良き上司と言われる人も、ピンチをチャンスに変える術や考え方を提供できる人だったりします。
そうか、生きるとはピンチの連続を楽しめるかどうか、ってことだ。
ちょっとした発見でした。

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