Twitterでフォローしているアカウントで、今でも呟いている人は何人いるの?

そもそもの始めは、私のアカウントでフォローしている人たちを整理しようと考えていました。この辺の動機を呟いていたのがこの辺です。

目的としては、二つありました。

一つ目は、フォローさせている方々のうちもう呟かれなくなった人の整理です。二つ目は、フォローを多くしている人たちのフォロー数でも、呟いている人について同じことが成り立つのか(割合がほぼ同じ)という事です。

私のアカウントの母数は448人(当時)でしたが、その人数を増やした時にも同じ傾向が見られるのかということを検証するという意味です。

後者のサンプルとするデータ数(フォロー数)が10万超えていること、一気に取得するとTwitterのAPI制限に掛かることもあり、一定間隔で 休みを入れる必要があります。

一回の取得には、時間(ほぼ半日)が掛かりました。データの取得が上手くいかないと最初からやり直すこともあり、いつの間にか調査を始めてから一週間近く経っていました。

気が向いたら Twitterもフォローしていただけたらと思います。

私のフォロー数

私のフォロー数についての検証です。フォロー数が448人(当時)です。方針としては、次のように決めました。

私のフォロー数については、フォローを整理することが目的でもありますので、データの取得は人数だけでなく、ユーザ名も同時に取得しています。

但し、記事のデータには、「ユーザー名」は含めませんでした。

取得方法の大まかな方針は次の通りです。

現在(2020年)まで呟いてる人が何人いて、呟かなくなった人(最後に呟いた日時を取得)は整理しようという方針を立てて作業を進めました。

呟きには 「フォロワー」とありますが「フォロー」の間違いです。

詳しい手順としては、

1.  フォロー数を200件事に取得し、ユーザのデータを取得します
2. ユーザのIDを元に最新の呟きを取得します
3. そのデータを、 年単位で人数を計算します。但し、昨年のデータに関しては月単位で取得しました。理由としては、例えば前年度の12月が最後であれば、また呟かれる可能性があるのではと考えたからです。

3に関しては実際にフォローを外すのを悩んだときの手がかりとして使います。

取得結果

結果は次の通りです。「2020」年まで呟いている人は フォロー数のうち79.2%(355人)います。2015 年以降、2016年を除いて、10人強の人数がアカウントをそのままにして放置されています。

サンプル数が少ないので、全体の傾向とは言えませんが、実際に活動している人数はこの時期(2015年から2019年)に、17.0%(人数にして76人)  減っています。

このサンプル数では、この傾向が全体を指してるとは言えませんが、実際に活動しているアカウントが、Twitterの使用人数が劇的に増えていないことを考慮すると減少傾向にあるのではないかと予想は出来ます。

画像4

私_円グラフ

この結果が、フォロー数の多いアカウントで成り立つのかを次に見ていきます。

テスト対象のアカウントの条件としては、フォローをされた時に、フォローを返す人(フォロバ)をする人で、フォロー数の多い人を選びました。フォローをするということは、少なくともその時点では活動していたことを意味するからです。

この条件に当てはまるアカウントから「ヤンデル先生」と  「片柳神父」をピックアップしました。「ヤンデル先生」は特にフォローする時に、ある程度タイムラインを確認されているので、フォローの行動を起こした時にはツイートをして(活動して)いた可能性が高いと思われます。

ヤンデル先生のフォロー数の活動数

鍵垢のデータは、ツイートが取得できないので、最終のツイート日時が取得できないため省いています。そのため、フォローの実数(10万人)より少なくなっています。

「-」は RTだけで自分のツイートがないと考えられるアカウントです。ある一定の割合 2.7%(2037人)存在しますが、万単位のフォローと考えると少ない方だと思います。

気になるのは、私のアカウントと同様に2015 年からの 減少傾向です。特に2019年は、人数にして 7500人、 割合では 9.9 % のアカウント放棄率と他の年と比べても突出した値になっています。

現在(2020年)にツイートをしている人は、76.2 %と、ほぼ私のアカウントと同じ割合でした。

ヤンデル先生_フォロー_表

ヤンデル先生_フォロー_円グラフ

片柳神父のフォロー数の活動数

続いて、片柳神父についてです。2015年から以降は呟きをやめた人が同様に年々増えています。2019年が突出した人数(倍近く)になり、フォロー数に対する割合も 約1割と同じ傾向が出ています。

片柳_フォロ_表

片柳_フォロ_円グラフ

Twitterの活動(アクティブ)人数

現在までで最後に データの公表されたのが、2017 年ですが、その時の月間利用数 「4500万人」(増えていないと仮定して)を利用して現在のアクティブ人数の範囲を計算してみます。

平均を取れば良いのかもしれませんが、ここでは、アクティブ率でサンプルとして調査した割合の最小値と最大値を用いて計算してみます。

最小値が 片柳神父の 「74.4 %」 最大値が私の 「79.2%」です。

つまり 人数に換算すると 3348万人から3564万人の間となります。

この数字は、2015年頃の月間利用数に近いです。(下記記事参照)

ここ何年かで、4500万人から増えていなければその水準まで戻っている可能性はあります。

アカウントのフォローの整理

データの検証が終わりましたので、当初の目的であるフォローの整理を行いました。

対象は、悩んだ末2020年にツイートをしていないアカウントは全てフォローを外すことにしました。
100人近くのアカウントになりますので、プログラムを組んで対応しました。
「-」は RTのみのアカウントではあるんですが、たまに私のツイートをRTしていただいてるので、残しています。

私_表_整理後

余談: 取得方法の話

取得のデータの範囲は、「私のアカウント」で認証して閲覧が出来る所までです。ですから、「私のアカウント」で承認されていない 鍵アカウントのツイートは見ることが出来ません。

本文でも書きましたが、「他の人のアカウント」の場合は、取得できるツイートが 「公開」のみとなりますので、ツイートを取得出来るフォロー数が減ります。

本文で「制限」という話をしましたが、Twitter社がある一定時間内に取得できるデータ数(リクエスト)を決めています。制限(リクエストの上限)を設けてるのはサーバへの負荷を避けるためです。

例えば、今回 アカウントのツイートで取得に使用した APIには、15分間に1500回(リクエスト)の制限があります。

10万人取得するアカウントがあれば、それに対応する アカウントのタイムラインも10万個存在することになります。

そのまま、実行してしまうと制限が掛かりエラーが出ますので、制限内に収まるように休憩を挟みながら、プログラムを実行するようにしています。




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