うちの猫の名前
我が家のパワースポット、とら君。
いまだに自分の名前を認識していないのか、それとも単に俺が嫌われているのか、名前を呼んでも無視される日々を送っておるわけなのだが今日はそんなとら君の名前の由来についてお話ししよう。
ある日突然我が家に転がり込んできた子猫。【前回記事参照】飼うにあたってやることは色々あるがひとまず名前を決めねばなるまい。
改めて子猫を見てみる。
虎柄で男の子か…。それならかわいい系の名前よりカッコいい系の名前の方がいいかな?
カッコいい名前か。とりあえず頭に浮かんだかっこいい芸能人の名前をあげていく。
健…文太…新太郎…
渋いな。悪くはないがちょっとイメージが合わない。そうだ、今どきはカタカナの名前も多いし海外スターの名前から頂戴するのもアリかもしれん。
スタローン…セガール…ステイサム…
ごっついモリモリマッチョが浮かぶ。違う、これじゃねぇ。
ネットを調べてみる。ほーん、最近は食べ物の名前をつけたりするのが流行ってるのか。
レバニラ…もつ焼き…焼き鳥…寿司…
好物を言ってどうする。
自分にネーミングセンスがないことを思い知らされる。他にも色々考えるもなかなかしっくりくる名前が思いつかない。
結局一日中考えてもこれという名前が思いつかず仕方ないので仮名で「とら」と名付けた。そのまんまやないかい。ま、そのうちいい名前が浮かべばそれにすればいいやな。人間と違って役所に届出がいるわけでもないし。
あれから一年と数ヶ月、月日の流れの早さに驚く。いい名前はその後も思いつかず仮名の「とら」に落ち着いてしまった。まぁ呼びやすいし覚えやすいし案外これでよかったのかもしれない、本人がどう思ってるかはわからんが。名前を呼んで何の反応もしないあたりひょっとすると気に入ってないのかもしれない、すまんな。
時々おふざけで「車寅次郎」だの「井伊直虎」だのと呼んでみたりするもやはり反応せず。
とら君が自分の名前を認識する日を気長に待つ今日この頃なのであった。
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