人的資本開示が義務化される❗️
「人的資本」とか「人的資本経営」という言葉をよく聞くようになりました。これからの世の中、人材は大切な資本として、企業の株価にも影響を与えるということのようです。
経済産業省のサイトには
「人的資本経営とは、人材を『資本』として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です」という説明が載っていました。
そして、2023年3月期決算以降は、上場企業約4,000社は有価証券報告書でたとえば以下のような内容を開示することが義務付けらるそうです!
<開示項目の例>
・人材育成
- 従業員1人当たりの研修時間
- 人材育成の平均費用
- キャリア開発につきレビューを受けている従業員の割合
- 研修と人材開発の効果
- スキル向上プログラムの種類・対象
・従業員の状況
- 女性管理職比率
- 男性育休取得率
- 男女間賃金格差
・従業員エンゲージメント
- 従業員満足度
- コミットメント
研修講師にとっては見逃せない情報です。イノベーションや付加価値を生み出す人材を育成するためにはどんな研修が望ましいのか?
現在、大手企業のリーダーシップ研修に関わらせていただいていますが、皆さん優秀な方ばかりで知識としての理解は充分されていても学んだことを現場で実現できるかというとやはり中々難しそうだなと感じます。
組織の中で内発的動機で充実感をもって仕事のできる人材に必要な研修とは?
これからの研修を考えるのが楽しみでもあり、苦悩でもあり・・・そこにやりがいを感じます。
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