見出し画像

恋人という宝物

妻との思い出はたくさんあります。

初めてデートしたとき、付き合い始めたとき、同棲したとき、入籍したとき、息子の妊娠がわかったとき、息子が生まれたとき。数えきれません。

どの記憶も輝いていて、とても優劣なんてつけられない。

でも、でも、もしこの中からひとつだけ選ぶなら、付き合い始めたときを僕は選びます。

行きつけの喫茶店で会って、そのときは第一印象は最悪で、その後はお互いに人生の急展開があって、付き合うようになりました。

大好きで、大好きで、一緒にいたくて仕方がなかった2015年の夏。

勇気を出して気持ちを伝えて、近所の仲良しから恋人になれたとき、僕は飛び上がるほど嬉しかったし、この女性と結婚したいとも思いました。

交際開始から数日経った日、僕はそのときの気持ちをメモに残しました。
人を好きになる純粋な気持ちをストレートに書いた文章。
いま読み返しても当時の感情がよみがえるし、この女性がいまは妻であり、かわいい息子のママだなんて、なんだか信じられない。

いま目の前にいるパートナーとの出会ったときの気持ちは、ずっと大切にしていきたい。僕はそう思います。

2015年8月に書いた、そのままの文章です。

恋人という宝物


恋人ができました!

笑顔が可愛くて、

天真爛漫で、
愛情深くて、

一緒にいて幸せを感じる女性です。

多くの偶然が起こって、

お互いに魅かれていって、
お付き合いすることになりました。

互いを信頼し、

支え合える女性の存在は大きな力です。

優しい笑顔と心に安らぎを感じます。

彼女は私の宝物です。

僕はどこか自分の男性性を

否定するところがありました。

でもひとりの女性を愛して、

彼女を受け止めて守ろうという
気持ちが芽生えたとき、

自分は男性なんだなと感じました。

お付き合いを始めて思うことは
「自分を大切にする」ことの大切さです。

これは身勝手をするという意味ではありません。

以前は行動の動機が、
自分の力を見せつけようとか、
もっと何かを得ようという自己中心的なものでした。

行動が極端になって、無理をして
自分を痛めつける結果になることがありました。

それでは、愛する女性を守ることができません。

大切なのは、

健康に気をつけ、
心に余裕を持つことを心がけ、
不調のときには早く休息を取り、
自分自身を見つめて

自分の限界をよく知ることが大切だと思っています。

男性としての器量は焦らずに、
日々の経験の中で広げていけばいい。

彼女とは夜ごはんをよく一緒に食べます。

2人で食べるごはんは、
本当に美味しくて、心が満たされます。

食卓って、素敵です!


ご支援をありがとうございます!いただいたサポートは、子育てをテーマにした企画や取材費に充てさせていただきます。