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上川町でくらすということ | #くらすように遊ぶマガジン

EFC inc.公式note#くらすように遊ぶマガジンは、私たちとともに遊び、はたらき、くらしている仲間たちの「生き方」を紹介する「ライフスタイルマガジン」です。
このマガジンを通して、読者のみなさんがこれからの生き方や「豊かなくらし」について考え、アクションを起こすきっかけにしていただけたら幸いです。

連載「出会いを繋げ、居場所をつくる」

全3回でお届けする連載「出会いを繋ぎ、居場所をつくる」では、昨年12月から約4ヶ月間、北海道に短期移住をしていた「あっちゃん」こと田崎 充彩(たさき あつや)さんに、滞在中の出来事や感じたことを綴って頂きました。

前回の〈上川町ではたらくということ〉では田崎さんの自己紹介と、どういう経緯で上川町へ短期移住することになったのか、上川町でのお仕事はどういうことをしていたのかをご紹介しています。

今回は〈上川町でくらすということ〉です。
田崎さんの上川町での生活の様子や、現地でどのように関係性をつくっていったのかをご紹介いたします。

北海道を満喫、雪国の生活

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上川町で僕が入居していたシェアハウスには、地域おこし協力隊メンバーほか、僕のような期間限定スタッフも数名暮らしていて、みんなで一緒に夕食を囲むなど、とにかく楽しかったです。
ちょっとびっくりしたことといえば、みんなめっちゃ温泉や銭湯に行くということ。
北海道の人は温泉や銭湯によく行く人種なのだろうか。
週に2、3回行くこともザラにあったと思います。
そもそも層雲峡のキャンプ場で働いていることもあり、同じエリアの温泉街にある黒岳の湯や朝陽亭などの日帰り温泉など、仕事帰りに一風呂浴びに行くことが多かったです。
まちで見かけたこともある人が温泉を利用していたりと、地元の方にも愛されているのだなと感じました。そして露天風呂から望む景色は圧巻!
雪が深々と降る山を見ながら湯に浸かれるのは最高の一言でした!
キャンプ場で冷えた体を温め直すのにも丁度よかったし、何よりそこで仲間と地域の話をできたのも良かったです。裸の付き合いって大事ですよね。

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上川町にはスーパーもコンビニも郵便局もあり、日常生活に必要なものはほぼ揃うので困ることはほとんどないのですが、洋服を買うとか、美容室に行くとか、映画館に行くなど、上川だけでは足りない面も出てきます。
そういう時は上川町から車で約1時間のところにある北海道第二の都市「旭川市」まで行けば全て事足ります。
休みの日は旭川に買い物に行くことも多かったです。

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ちなみに30分〜2時間圏内にたくさんスキー場もあるので、
シェアハウスのみんなとよく滑りに行ってました。
僕はあんまり上手に滑れないので簡単なコースばっかり行ってましたが。
北海道、雄大ですね。当日の朝の判断でパウダースノーを滑りに行ける環境は最高でした。

どんどんひろがる繋がり

ここまで簡単に生活をご紹介しましたが、
上川町へきて一番良かったことは、
とにかく面白い人たちとたくさん出会えたこと!
そもそも志水さんからの紹介なので、その面においては間違いないのですが、
まさかこんなにも仲良くなれるとは思っていませんでした。

本当に皆さんには優しくしてもらえて感謝です。
たくさんの人たちに出会うことができましたが、今回は僕のプチ移住にあたり、
現地での生活に多大なる影響を及ぼした数名との関わり合いをご紹介いたします。
ホントは全員とのエピソードをお伝えしたいのですが、
それはまたの機会といたしましょう。

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キャンプ場の仕事では先に述べた通り、キャンプ場全体のマネジメントをすることが多かったのですが、イベントの企画・運営の枠を越えてマネジメントを
一緒にしていたのがEFCのメンバーのみんなです。
特に、絹張蝦夷丸(僕はバリさんって呼んでます)とは昼夜問わずして
仕事に遊びにとほとんど共に過ごした記憶があります。

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一緒にご飯を食べに行くといつも
男気ジャンケンをして勝った人が2個頼むという謎の遊びをしていました。

上川町では本当にいろんな人との繋がりができていったのですが、
ほとんどバリさん経由で繋がっていきました。
バリさんはとても顔が広いので、どこに行っても知り合いがいます。
最近は顔の面積も大きくなってきましたね。
そんな彼は、その場で会ったお知り合いの方に
「この冬キャンプ場で働いている田崎です、仲良くしてやってください。」
といった感じで紹介してくれるのです。
お知り合いの方も、「あぁあそこのキャンプ場ね!よろしくー!」といった感じで温かく迎えてくれました。
0から関係を築くのはなかなか大変です。こういった繋げ方をしてもらえるのは、ホントありがたかったですね。
そしてシェアハウスに居住しているKAMIKAWORK フードプロデューサーの一人、淀大祐さん。大祐さんはシェアハウスの寮長的存在です。

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シェアハウスに入居した当初から、いつもリビングで一緒に話したり、ゲームをしたり、スノーボードに行ったりたくさん遊びました。
シェアハウスでうまくやっていけるかなぁ、という不安を一掃してくれたのも大祐さんでした。
移住先にすでにそこで過ごしているまちの人たちと一緒に生活ができるので、シェアハウスがあるというのは、町にとって大きなアドバンテージになると思います。
もちろん共同生活になるので、向き不向きは人それぞれですが、まちとの接点と、人との接点から考えると一つポイントになると思います。

極端ではありますが、今回紹介したこの二人とはほとんどの時間一緒にいました。
まるで学生のノリで遊んだりすることも多々でした。
ちなみに上川町へくる前、年末年始はどう過ごそうかと悩み、せっかくだから車で北海道内のいろんなところをぐるぐる巡ろうかなとか考えていました。
しかしいざきてみると、なにせ雪がすごいので、一人で行動するのはさすがに怖くなり、シェアハウスの人と過ごそうかなとぼんやり思っていました。
すると大祐さんもちょうど年末年始どうするか悩んでいたらしく、バリさんが帰省に誘ってくれたので、絹張家のおばあちゃんちにお邪魔させていただくことになりました。

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ご家族の心の広さに感激。そして海の幸が並んだ食卓に感激。あまりの美味しさに崩壊。
僕は通常実家に帰って年を越すことはないので、今後も絹張家で年を越すことになりそうです(笑)

地域を超えた出会いや繋がりもできた

その後もキャンプ場では、広告や宣材の撮影や取材などが多くあり、上川町に縁のある人たちとお仕事することも多々ありました。
南富良野町を拠点に写真や映像のお仕事をしているEFCメンバー、誠舟さんともキャンプ場で出会いました。
彼ともよく一緒にいろんなところへ出かけましたね。

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キャンプ場でのイベント「ゆきんこ CAMP FES」では企画・運営に携わりましたが、札幌で古本屋さんの店長をしているEFCメンバー、圭美さんや、他に出店してくださった道内のお店の方々など、たくさんの方々と知り合うことができました。

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さらに、道内で活躍するアーティストの皆さんとも本当に仲良くなれました。
(是非音楽聴いてみてください!最高です!)

小林当麻くん

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望月起一くん

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ランチブレイクの皆さん

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monq designさん

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行動範囲を広げる新しい出会い

そして、滝上町の合同会社Casochiの井上あみさんにもこのイベントで知り合いました。

この次の記事にて詳細はご紹介しますが、あみさんのおかげで僕は、上川町の隣町である滝上町にプチ移住することになります。

移住を考える理由は人それぞれですが、一般的には

・なんとなく移住、多拠点居住生活をしてみたい
・特定の地域に関心があり、移住してみたい
・知り合いがいる場所へ移住したい

といったものが挙げられると思います。

僕の場合は移住において一番重視するポイントは、「移住先での人との出会い」です。
行った先に面白くて仲の良い友達ができれば、結果的になんでも面白くなっていきます。
先に述べた通り、僕は上川町に来てたくさんの方とお友達になれることができました。

キャンプ場でのイベントに参加していただいたお店には後日遊びに行ったりもしやすくなりますし、もちろん今後のイベントでも出店していただきたいですね。
このように地元よりも濃い繋がりが生まれてしまった北海道。
もう北海道は僕にとってのホームと言っても過言ではありません。
会いたい人はまだまだいるのですが、お会いできていない人たちもたくさんいます。次回訪れる口実がすでに用意されていてありがたい!

では、次の記事〈出会いをつなぎ、居場所をつくる〉でまたお会いしましょう。

ライター/田崎充彩
写真/田崎充彩、絹張蝦夷丸、渡辺誠舟
カバーデザイン/hina( https://twitter.com/k313110

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