見出し画像

なんとなく調子が良いから移住を考えてみた。①| #くらすように遊ぶマガジン

EFC Inc.公式note「 #くらすように遊ぶマガジン 」は、私たちとともに遊び、はたらき、くらしている仲間たちの「生き方」を紹介する「ライフスタイルマガジン」です。
このマガジンを通して、読者のみなさんがこれからの生き方や「豊かなくらし」について考え、アクションを起こすきっかけにしていただけたら幸いです。
▶︎ https://note.com/efc_hokkaido/m/m4c083103d0e9

「移住」と一言でいっても、移住者一人一人にそれぞれの事情や思いや考えがありますよね。
「あの町は移住者に優しい」とか「あっちの町の方が移住施策が多い」とか、移住に向けて情報を集めれば集めるほど、「自分に合った移住先」がどんなまちなのかが見えにくくなることもあると思います。

なので、大切なのは気になるまちが見つかったら、まずはとにかくたくさん通うことではないでしょうか!(シンプルイズベスト!)

何度もそのまちへ足を運び、そのまちで暮らす人々に会い、関係性を深めていくことが結果的に移住後の自分自身の暮らしを豊かにすることになるはずですし、そのまちで暮らす人々にとっても共に暮らしていく準備や、迎え入れるための心理的なハードルを下げることができるはず…!

そんな思いから、今回は上川町への移住を検討し始めたばかりのはるなさんに、この「くらすように遊ぶマガジン」で連載を書いていただくことにしました!

何度も上川町へ足を運んでいただき、そこで出会った人や体験したこと、感じたことを記事にしてもらうことで、町民やまち自体との関係性を深め、さらに自分自身の言葉でそれを綴っていくことで実際に移住するのか、はたまた別のまちを探すのか、少しずつ思いを固めていっていただければと思っています。

そして、この連載をご覧いただいているみなさんにも、今の自分の暮らしのあり方をあらためて考えてみたり、移住検討中の方には、はるなさんの心境の変化や移住との向き合い方を参考にしていただければ幸いです。

「移住すること」について考える

はじめまして。中川春奈(なかがわはるな)と言います。
私は最近、「移住すること」について考えて動き出しています。

「移住を考える人ってどんなことを考えているんだろう?そんな記事があったら読んでみたいよね!」という話から、今回EFCの公式note「くらすように遊ぶマガジン」で連載を書かせていただくことになりました!

といってもまだまだ、私も移住の準備段階。
この先自分がどんな気持ちになるのか、本当に移住したいのか、私が一番わかっていません…

そんな自分の正直な気持ちを整理するためにも、じっくりこの連載を書いていきたいと思います!

今回は「移住すること」を考えはじめた理由編です。

自己紹介

まずは自己紹介。
生まれも育ちも札幌。三人兄弟のお姉ちゃんです。春奈だけど冬生まれ。

学生時代を振り返ると、ただただ毎日まじめに学校に通っていました。
みんなでわいわい楽しむのがちょっと苦手で、「大人にとってのいい子」からなかなか抜け出せなかった気がします。

医療ドラマが好きで、人の命に関わるってすごい!と思って看護師になりました。
人からも認められて、安定している仕事だし、他に興味を持てることがあまりなかったから迷うこともありませんでした。

うーーん。自分で書いててもいまいちぱっとしない…笑

でも、そんな理由で選んだ看護師という仕事も、なかなか奥が深くて面白いのです。

人間の体も心も複雑。病気は予想ができません。
毎日作戦に作戦を重ねても、予想外のことが起こる。おかげで強くなりました…

看護師は患者さんと一緒に「生きること」や「死ぬこと」を考えます。
だから言葉選びひとつとっても悩むことだらけです。

患者さんの「つらい」が一個でも減らせたとき、家族に看取られて病気を闘い抜いたとき。
それはそれはお手伝いできてよかったと思うことがたくさんありました。

ただ、私自身の「生きる」はなんとなくぱっとしない。

好きなものと好きなものが、うまくつながっていかないような感覚。
ちょっとずつ変化はしているけど、なんだか今一歩。

人よりかなり時間はかかったけど、最近やっと自分について考えられるようになりました。だからこそ、じわじわと移住についても考え始めたところです。

今考えると、なんとなく札幌から離れて就職してみたり、働く病院を変えたタイミングで海外旅行とか短期留学に行ってみたことが、新しい世界を開けたきっかけだったと思います。

私の当たり前は全然当たり前じゃなかった。

ヨーロッパの伝統ある町も、セブのスラム街も、世界は私の知らないことだらけでした。

このときは「新しい世界を知ったら、看護師の世界でもう一歩前に進めるかも!」と思って、帰国後に看護師として再就職することにしたのでした。
でもこれはこれでいい判断。

看護師としてもかなりレベルアップできたし、何より20代後半は人と関わることがすごく好きになった!
そんなこんなで看護師を続けていたら、世界はコロナのある世の中に突入しました。

コロナのおかげで自分と向き合う時間がより増えて、「台所でおやつ作ってる時間幸せだな」とか「夕日をぼーっとみてるの最高だな」とか、生活の中に小さな自分の「好き」がたくさんあることに気がつきました。

自分の「好き」「心地よい」にもっと忠実でもよいのではないか?とも思うようになりました。
そして、仕事人間だった自分にも気がついて、ワークライフバランスということも考えてみたり。


生活を最優先事項にしてみよう!

そう思い立ったのが今年の4月。
前から興味があった農家さんのお手伝いに行ってみたり、自然がある所に泊まってみたり、いろんなことを実践してきました。
その一つが「層雲峡ホステルでヘルパーをする」でした。

「EFC」と「層雲峡ホステル」の存在はたまたま数年前にSNSで見つけていて、なんとなく楽しそうで興味深かったのだけど、「自分とは違う世界の人たち」ぐらいの認識でした。
だから、遠い存在としてこっそり見ていました。
だけど、改めて層雲峡ホステルのサイトを見てみたら
「なんかすごい好き!楽しそう!」
「自然の中で暮らしてみたら私はどう感じるんだろう?」
「違う仕事を見てみるのもいいかも!」
「仕事の夏休みを使えばヘルパーできそう!」

そんな気持ちが沸々と湧いてきたので、ちょうど募集があったヘルパースタッフに即応募しました!

今回は「移住すること」を考えはじめた理由がテーマなのに、ただ私の人生を振り返ってしまいました…

でもここまでが「私が移住を考えた理由」。
いや、この時点では移住なんて全く考えてなかったか…?

次回は実際に層雲峡ホステルでヘルパーをさせてもらったときのお話。
「とりあえず行ってみよう!」ぐらいの気持ちでお世話になったホステルは、毎日が刺激だらけ。今まで自分が当たり前に過ごしていた世界が、ガタガタと音をたてて崩れ去ったのでした。

次回!ホステルヘルパー編へ続く!


インターン・アルバイト募集中!

かがりちゃんもインターンとして働いていた、EFC Inc.が運営する交流&コワーキングスペースPORTOでは、インターン・アルバイトを募集しています!
興味のある方はぜひお気軽に下記フォームからお問い合わせください!

ライター/中川春奈
編集/絹張蝦夷丸(EFC Inc.)
カバーデザイン/梶日菜子(EFC Inc.)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?