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名付けを企画していたときの話をしようか 私が私のために書きためた「締め切りまでの18日間」

企画って、提出されたものはもちろんおもしろいけど、完成するまでに調べたこととか考えたことにも興味があるんだよなぁ。

言葉の企画に参加してつくづくそう思うので今回は、第3回・名付けの企画を提出するまでの過程を書き残しておくことにしました。


何をして、何をみて、何を考えてあの企画書にたどり着いたのか。

そこはかとなく書きつくります。


7月11日(土)

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参加中の講座・言葉の企画、2回目のテレビの企画がおわるときに次回の課題発表があった。

テーマは『名付けの企画』。

やることがもりだくさん。今度こそは計画的にやらなくちゃ。次も提出日に「準備不足だった…」って思うのだけは逃れたいから。


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熱が高まって延長された講義を終えた瞬間に劇場に向かいながら、今という時代について考えてみた。

こころの時代。

ムリしない時代。

リモートの時代。

みんながあちこちで言っているようなありふれたものしか浮かばなかった。むずかしい。


本のタイトルも集めなくちゃな。言葉の企画に参加した理由にタイトルをつけるなんて。

まずは自分でなぜ参加したのかを言語化しなきゃ。



7月12日(日)

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録画してたマツコ会議でヒロシさんのソロキャンプを取り上げてた。

おひとりさまって少し前からいわれるようになったな。

以前はひとり○○ってただただ寂しい人だと思われてて、コソコソするしかなかったよね。ソロ○○が認められる時代になったんだ。

いろんな人が意図的に一人時間をつくって一人で考えることを勧めてる。

内向的な人の価値が認められる時代にもなってきたし、逃げるのが許される時代にもなったな。


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iPhoneは、カリフォルニアデザイン・中国製って言われてることを知った。

わたしデザイン・みんな製をつくれないかな。


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こうあるべきじゃない時代。

自分次第の自分時代。


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二日連続の観劇帰りの電車のなか。時差ビズという言葉を知った。

こういう言葉ってそのうち当たり前になっていく。発明した人は誰なんだろう。


阿部さんから連絡が来て、今度ゲストで来てくださる林さんの活動を観ることに。

観劇帰りに、オンラインで観劇できるなんてすごい。

動画の中の劇場に見覚えあるな~と思っていたら、なんとびっくり。会場がシアタークリエだった。クリエ大好き。クリエというワードだけで、いくつもの一生忘れたくない記憶がワッと出てくる。

ここでしかできないもの、今しかできないものをつくるっていいな。



7月13日(月)

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詰め込みの時代→選択の時代へ。

やった方がいいことが多すぎて、自分でちゃんと選んでいかないと。全部やろうと思ったらとても時間がたりなくて、結局なにも残らない。

せっかく時間をかけても何も残らないなんて、悲しいじゃん。

言葉も、デザインも、企画も持ち物も、みんな必要なものだけ選んでぎゅっとしぼらないと。ミニマリストとかもおんなじ。そういう時代の流れなんだろうな。


7月14日(火)

今日は芦田太郎さんへの寄せ書き締め切り日。

無理に書かなくても大丈夫とのことだけど、ぜったいに書くと決めていた。

ただ、土曜日の講義の情報がおおすぎて、気持ちが大忙しで、どこをどうやって伝えるのが正解なのかがまとまっていなかった。

いつも通りに、締め切り日を迎えて慌てだすわたしです。


考えた末、お伝えしたいことを書いたら結果ラブレターみたいになってしまった。

すごいなぁと思う人に出会うと、やっていることよりもその人自身に惹かれがち。

今回も、芦田太郎さんの考え方にすっかりやられた。今後、芦田さんのつくる番組を観ずにはいられない。


なんとか締め切り時刻の24時前に完成させて文章を貼り付けに行くと、さすが企画生のお礼状。ここですら企画している人たちがいっぱい。

勝手に読んだら悪いかな~と思ったので、一番最後に自分の分を張り付けるためにページを送りながらみんなの書いた分を素通りしたレベル。それでも企画してる人を何人も見つけた。

その発想はなかったわ!みんなえらい。すごい。


7月15日(水)

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田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』を買いなおした。自分の思っていることとアウトプットされた文章に距離があるときいつも、この本のことを思い出すから。

テレビコマーシャルは映像が大切だと思われがちだが、その基礎にあるのは「言葉」であり、「コピー」だということである。気が付きにくいことだが、映像、すなわち英語でいうことろの「イメージ」は、最終的な形にしない限り他人と共有することができない。絵コンテを描いたとしても、あくまで設計図でしかない。「こんなイメージで」と人が話し合う場面も、具体的な「こんな」の部分は言葉によって伝達される。

テレビの企画を頭から紙の上に移したとき、学びをnoteにまとめている今、頭のなかにあるときと髪の上に出したときの距離に苦しんでる。

何をするにも、言語化だ。阿部さんも芦田さんも、何が良くて、どこがダメってきちんと言葉にできるから思っているものがつくれるようになったんだと思うんだよね。

GOの三浦さんの言語化力も読み直さなきゃ。


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言葉の企画の企画生たちとはじめた朝活の中で、名付けの企画の話をした。

ゆかちゃんが字源辞典なるものがあることを教えてくれた。

人と話すと、自分のなかからは生まれようもなかったものが生まれるからすごい。字源辞典、さがさねば。



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何者かになる時代。

居場所を増やす時代。

柔軟性の時代。

確変するチャンスの時。

温度の時代。



コロナが流行ってから、無意識での行動がなくなったな。

出かける時も、何となくは出かけない。理由がないと。

普通にしてたら誰とも出会わなくもなったな。とにかく意識の時代。


同時に選択の時代。

自分の生き方も、オンラインでつながる人も、外出の頻度も全部選ぶのは自分。


7月16日(木)

小学生のとき、生活科で自分のアルバムつくったよね。

あのアルバムの0歳のページに名前の由来と生まれた日のこと書いたなーと思って朝、母に電話した。

あのアルバムまだ実家にあったら送ってもらいたいと思ったけど、もうなくなっちゃったみたい。残念。


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好きなタイトル集めをしなきゃと思って暮らしてたら、ふと『彼女と星の椅子』を思い出した。BUMPの曲のタイトル。

BUMPの藤くんの才能にほれてるから、BUMP OF CHICKENの曲名は一通り確認したい。

わたしのこの半年に題名をつけるなら、タイトルに惹かれるのはもちろん、中身もすきなものから借りてきたいな。


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わたし多分、ストレングスファインダー受けてなかったら企画なんてワードにピンとくることはなかったんだよね。

あの日、着想が強みだって出たからいろんなことが変わった感覚ある。



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夜、母から連絡がきた。

昼間、わたしのオレンジのアルバムを探してくれたそう。やっぱりなかったみたいだけど。

LINEでわたしの名前の由来を聞いた。

おまけに、母と、妹2人のも。


最後に、「細かくは覚えてないけど一生懸命考えたよ」って送ってきてくれたのにどきっとした。

そうだよね、一生懸命考えてくれたんだよね。生まれたときに名付けてくれたときの気持ちを、今になってやっとちゃんと受け取れるのかな。この企画、納得できるところまでやりたいな。


7月17日(金)

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aikoのデビュー日。おめでとうaiko。aikoみたいにまっすぐに届けられる人になれますように。ずっとだいすきで憧れ。


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朝、schooで20代でやるべきことをテーマにした授業を受けた。

第二のふるさとを自分でつくることをおすすめしてた。みんなが旅行に求めていることを、わたしは本と憧れの人たちから得ている気がする。旅行ってあんまりいかない。遠征はいくんだけどな。


20代は、観察眼をやしなう季節とのこと。今はコロナで気軽に旅行にいけないけれど、日常にもっと目を向けよう。


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仕事は午後休で、健康診断に行ってきた。30分ほどであっという間におわってしまったから、本屋さんに行ってきた。

『ときめくほどに身につくイケメン英会話フレーズ』のパネルが目に入った。

ときめきながら勉強できるって、いい企画!思いついた人、えらい!


教えてもらった字源辞典、見つけた。

自分の名前は以前にも調べたことがあったから、確認した感じ。名前の漢字を2つ重ねた言葉があることを知ったのは新発見。

母や妹の名前の漢字も調べてみたけれど、こちらは意外性がいっぱい。たとえ本人が分かっていなかったとしても、それぞれの漢字と想いを背負ってずっと生きてるんだなぁって思った。


もっと漢字の意味を知りたくて探した、白川静さんの本は興味深かった。

漢字が中国でつくられたものだとは知っていたけれど、神さまとか霊に由来する漢字がかなり多いことをはじめて知った。

例えばわたしの名前に入っているころもへん。

古代中国では、衣には霊の力が宿っていると考えられていた。衣を受け継ぐことで、人の霊力を受け継いでいたんだって。

漢字だって、誰かが何かのきっかけで一文字ずつ作ったもの。神さまとか霊とか、想い・願いが強いものが由来になっているのは当然かぁ。


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本屋さんには、『泣きたい私は猫をかぶる』という作品のポスターがたくさんだった。気になるタイトル。

猫をかぶるとは、本当の姿、本性を隠して、おとなしい人格として振舞う。特に女性が人前で清楚なふりをする。といった意味の表現だそう。(「猫を被る(ねこをかぶる)」の意味や使い方 |Weblio辞書

誰にも言えない秘密を抱えた女の子がゆれ動く気持ちの中で「本当の自分」を探す物語!だって。


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沸騰ワード10にバナナマンが出てるね。わたしこれ好き。

今回は松丸亮吾くんが出てるから録画した。

亮吾くん × スマート家電って、どうしても惹かれてしまう企画。

大我 × 神社・御朱印 の企画もよかった。スマート家電に「憑り付かれた」ってパワーワード。憑り付かれたって言えるほど人が熱量もってハマっているものをみるの、とっても好き。

おまけに好きな人の好きなものは好きになりたい。


ほったらかし家電っていう言葉もおもしろいね。ほったらかし × 家電。


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そんなこんなで、第2回の講義についてnote締め切り日だった今日。

毎度恒例、ぎりぎり時間にぶじにUP完了。

こちらもやはり、ラブレターみたいな仕上がりに。これでいいのかわたし。

https://note.com/eeyukoee/n/nec5f31d5a21a


7月18日(土)

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冷静と情熱のあいだって本、売れたよね。同じクラスだった男子が超絶ハマってた。

2つのものを並べるタイトルが気になりがち。


あと、昔DaiGoと城田優くんがやってた『ゲストはいつも城田優』っていうチャンネル。なんかタイトルすき。

なんかの部分をもっと具体的にしていくといいんだろうな。


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バッハのことを調べてたら、バッハの旋律を夜に聴いたせいです。っていうタイトルが検索候補にあがってきた。サカナクションだって。

意味深。どうしたら「気になる」をつくれるのかな。


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三浦春馬くんのニュースの通知がきた。

現実味はなかったけど、傷ついた。

いつ、何が起こるかは本当に分からない。今やれることは、後で後悔しないようにやっておきたい。

どうせ最後はみんな死んじゃうんだから。


7月19日(日)

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いいかげん本腰いれて考えようと思って、これまで集めた情報をマインドマップにした。

名前紹介のページと、言葉の企画に参加した理由について。

頭の中にたくさん情報があっても、取り出して並べてみないと実際には何がどれだけあるのかわからない。

紙に書く・メモして記録することを発明した人ありがとう。

おかげでいくつかの要素に分けることができました!


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クリエイティブな人は、情報を捨てるのが苦手らしい。

たしかに、新しく何か一つのものを生み出すために何十倍ものインプットをする。そして、いざアウトプットするときに必要だったものだけを残していくわけでは決してない。

そういう意味だと、逆説的にはわたしもクリエイティブになれそう。情報収集だいすき。

企画力つけて、これまで貯金してきた情報をおもしろく変換して使えるようになりたいなー。


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企画生朝活をきっかけに、短歌を始めた。おもしろそうなことは、積極的に巻き込まれたいから。一人ならやらないことも、何人かいればやる理由になる。

短歌って、言葉のデザインだった。

こころが動いた瞬間を、ぴったりな言葉を探してきて、語順や見た目を整えて、言外の情報をたくさんもたせて完成させる。

短歌はいい言葉の修行になりそうです。

万葉集つくりたいから頑張る。


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舞台の千秋楽を観てきた。

ずっと追いかけてる人が座長の舞台。

小さくても、着実につづけることだなぁ。思い知らされた。


7月20日(月)

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言葉の企画への参加理由にタイトルをつけるという課題を思案中。

まずは自分が惹かれるタイトルを集めることにした。


■並べるシリーズ 〇〇と○○

トムとディックとハリー、霧と夜、冷静と情熱のあいだ、シュガー&スパイス 風味絶佳、・・・

■語りかけ系

読みたいことを、書けばいい。、苦しかったときの話をしようか、21世紀の「男の子」の親たちへ、ちょっと今から仕事やめてくる、桐島、部活やめるってよ、そのドレスちょっと待った、私を愛して、わたし、定時で帰ります、・・・

■長文

・せっかく季節が夏なのだから、タイトルに夏のある小説を読んでみよう、と僕は思った

・世界の中心で愛を叫ぶ

・夜は短し歩けよ乙女

・「あなたが元気で幸せでいればそれでいいの」と並べた言葉は嘘 (タイトルじゃない)

・もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

■なんかいい

ぼくらの七日間戦争、恋、プラネタリウム、・・・

■合唱曲

島唄、明日の空へ、走る川、カリブ夢の旅、名づけられた葉、野分、ゴリラのジジ、・・・

■イメージがいい

のだめカンタービレ、高値の花子さん、世田谷ラブストーリー、夜のピクニック、博士の愛した数式、助演女優症、・・・


音楽とかは、言葉のつかいかたが面白い人に惹かれがちだと気づいた。

back numberとかBUMPはタイトルと歌詞を全部読み直したい気持ち。


7月21日(火)

電車の中の広告を見る。

短く強く伝えるってどういうことか。

ある本のコピー「希望に満ちて笑顔になれる感動の物語!」に違和感。

感動の物語って、主語は誰なんだろう。

本を読んで感動したいなって思うけど、あらかじめ感動することを用意していてそれを言っちゃうのって、なんか見る前にネタバレされたみたいな気持ち。

この違和感は、「人材」って言葉の違和感と似てる。

人材・食材とかに使われる材の字が使われているものは、印象として生き生きしてない。どちらかというと、死んでいる。

「次の時間、○○先生貸して~」という大人同士の会話を聞いた小学一年生が言ってたんだよ、

「先生はものじゃないのに、どうして貸してっていうの?」って。

うまくまとまらないけど、そういう種類の違和感たち。


7月22日(水)

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schooでテーマパークの授業を受けた。schoo大好き。

そのなかで「いらっしゃいませ」には対応する言葉がないという話に興味をもった。

たしかに、

「おはよう」→「おはよう」

「おかえりなさい」→「ただいま」

みたいに、対になってる言葉がない。

お店にはいったとき、いらっしゃいませと言われても何となくその場に居づらくてすぐにお店を出てしまう時がある。

それは、いらっしゃいませに返す言葉がなくって人のスペースに勝手に入ってしまった居心地の悪さだったのかもしれない。

今回の言葉の企画にも通じそう。

考えてみてもいい案は浮かばなかったけど、講座の最終回までには何とか答えを見つけたい。


7月23日(木)

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今日から4連休。

企画生のきゃわくんのおすすめ本を買って一晩で読んで、朝感想シェアをした。

人のおすすめっておもしろい。この本を超おもしろいと思っているご本人とシェアし合うのもとってもよかった。


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久しぶりに妹、甥っ子と3人でおでかけ。

1歳半になる甥っ子は、言葉を少しずつ覚えているところ。

でも、0歳の頃からベビーサインを使っているから、彼のいいたいことは喋れる単語の数以上に伝わる。不快でただただ泣き叫ぶなんてこともない。

母である妹の読み取り力もすごい。

言いたいことをちゃんと伝える・伝わるってどういうことか、難しく考えすぎていたかもしれない。原点を見た気がした。


情報収集したくて2人を付き合わせた本屋さんよりたくさんの学びがあった。


7月24日(金)

4連休2日目。

朝は2万年ぶりくらいにマンガを読んだ。初めて恋をした日に読む話。

自分が言葉の企画に参加した理由って、こういうところにあるんだよなぁと思ったら読みたくなってしまって。

とりあえず1巻。続きも気になって大人買い。


どうして課題〆切に追われてきた時期にマンガを読むのかと申しますと、原作者の持田さんの言葉の使い方を勉強したかったから。

持田さんのおねえちゃんとのエピソードとか日常であったことの切り取り方・表現方法が好きだなーと思ってる。

何かヒントがあれば~と思っていたけど、予想以上の収穫だった。


おまけに、はじ恋の登場人物みたいに生きていたいと思ってたことを思い出した。

企画書つくる前に自分のりんかくをはっきりさせられたのは大きいはず。


7月25日(土)

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盛り上がってSNSでフォローし合ったけれど、その後とくに話すことがないというちょっとした気まずさに名前をつけたい。

朝、二人で会ってモーニングするという文化はそのままに、サシモという名前以外の別な言葉をつけてあげたい。


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図書館にいって、名付け・苗字・漢字の成り立ち・デザインなど企画に結びつきそうな本をたくさん手に取ってインプット。


名前の漢字に入っているパーツが、今まで思っていたのと違うことを知り衝撃を受けた。

一方で、漢字が作られら当時からたくさんの祈りとか願いがこめられた漢字なんだと知れた。

名付けた両親はもちろんだけど、漢字をつくった人の願いもわたしにこめられてるのかもしれないと思ったら、一層名前が愛しくなった。


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帰宅後は、劇団ノーミーツの『むこうのくに』をオンライン観劇。

携わっている林健太郎さんが、以前阿部さんの講座を受講していたとのこと。

直接会えない今だから、オンラインでしかできない演劇をやろうって発想がすごい。逆に劇場の舞台では絶対できない作品だった。


7月26日(日)

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4連休最終日。しめきりの28日まではあと3日。

いよいよ追い込まれました。


昨日、家に帰ってきてから気になることがあって、追加インプットのために図書館へ。

今回の課題・名付けの企画は、本や映画のタイトルを参考にと言われている。

何万冊もある蔵書の中で、ちゃんんと目に飛び込んでくるタイトルをつけた人はやっぱりえらいと、図書館散策をしながら思う。


目的の追加調査+αを終えて、星野源くんの『蘇える変態』を借りて帰宅。

数日前から源くんの本読み直したいと思っていたところに、行きの電車で乗車してきた女性が読んでいた本がまさに『蘇える変態』だったから。

これは読まずにはいられない。

蘇える変態って、気になりすぎるタイトルつける源くんの感覚がすきだ。


いよいよ追い込まれて帰宅後から企画書づくり。

第2回の講座の反省をいかして毎日少しずつ課題のために時間をとってきた。

のに、やっぱり最後は追い込まれてしまう。。。

インプット期間はたっくさんあったから、うまく整理して伝わるようにまとめたい。


7月27日(月)

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いよいよ追い込まれたな。朝起きて一番最初におもった。

企画生との朝活スペースで、早朝から猛烈に課題に取り組む。

オンラインでおしゃべりしても、Twitterでのツイートも課題に関する話題が増えてる。

会えなくても会っているなぁ。2回目の講義前とは明らかにちがう繋がってる感があるのがありがたくてうれしい。


いざまとめようと思うと、調べてきたことの何を選んで、どうやって書くのかに悩む。

ハッと惹かれる言葉を見つけて使いたいし、伝えたいことを見える化するためのデザインも考えたい。

いろんなステップを同時に2段飛ばし・3段飛ばしで駆け上がる感覚。

苦しいけれど、期限があって、真剣に取り組む人が100人以上もいる環境だからできること。

今の自分で、できる限りを。


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名前の企画は自分の名前を手書きしたいと思った。

お昼休憩で職場近くの本屋さんで茶色のペンを買う。

おまけに店内を隅々まで回って、とにかく目に入ってくる本のタイトルを読んでみる。

あああどういうタイトルにまとめたら。

今日も、これいいなぁと思うタイトルを覚えて、仕事に戻る。

素敵なタイトルのストックがひとりLINEにたっくさんできたのは、いつか何かで活用して成仏させたい。


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仕事終了後。

さ、長い夜がはじまりました。

明日の出勤時間までに課題をすべて提出しないと。

この時点で完成している課題はゼロ。

帰りの電車のなかから、頭の中で企画づくり。

図書館で借りてきた本や取りためたメモを何回も見直しながら、イメージをなんとか形にしていく。

日にちをまたいだ頃、なんとか自分の名前紹介は1枚にまとまった。

気になるところはあるけれど、あとは時間を置いて見直すのがよさそう。

仮眠は3時間。こういうとき、前はぜったい徹夜組だったけど、寝ないと脳のはたらきが悪くなるだけと知って、少なくても寝ることに決めた。

できる分しかやれないから、寝ると決めたら集中して寝る。

Twitterではほかの企画生たちもそれぞれの〆切前夜を過ごしてるのが伝わってくる。みんなでやってる感がすごい。文化祭の前日の夜みたいで好きだな。

2回目の講義のときまではなかった感覚。

回を重ねるって、こういうことなのかも。


7月28日(火)

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何重にもアラームをかけて目が覚めたのは4時前。

ちょっと早いかな~と思いつつ、企画生朝活のメッセンジャーにいつものようにおはよう代わりの太陽の絵文字を送った。

すぐにいくつもの太陽が送られてきて笑った。

皆さん、まだ4時ですよ。起きてる人多すぎ。

夜通し起きててこの時間なのか、スーパー早起きなのかは分からないけど、元気をもらってPCの前へ。


『世の中の現象に名前を付ける』は、言葉だけでいいのに難題。

「今という時代に名前をつける」って、えらい人たちがもう言い尽くしちゃっていませんか?

阿部さん発の肉の時代みたいに、なるほど感をつくりたい。

ちょっと思いつく度、ヒントになりそうな言葉と出会う度にメモしてきたものをいっぺんにまとめ直して整理する。

どの3つを選べばいいのか。わたし以外の人が読んだとき、届きやすいのはどれなのか。。


もっと難しいのは、「世の中の違和感に名前をつける」。

イラっとしたり、もやっとしたり、なんか違うと感じたり。

世の中の違和感ってもっとたくさんあるはずなのに、ここまでに集められた違和感の数の少なさに泣く。

ステップ1:違和感を見つける
ステップ2:名前をつける

名前をつけようにも、違和感がないことには名付けのステージにすすめない。

気分をあげようと阿部さんと以前の講座に参加していた方のラジオをかけると、ちょうど違和感の見つけ方の話がテーマだった。

ねぇゆこちゃん、どうしてこれをもっとはやく聞かなかったの。

今さらいってもしょうがないことは知りつつも、軽く過去の自分を責める。

だってラジオ、スマホだとうまく再生できなかったんだもん。

阿部さんは、わたしたち企画生に必要な情報を、たぶん一番必要なタイミングでシェアしてくれてる。

今後は、シェアしてもらったことは即やることを心に誓う。

そんなこんなで、なんとか3つの言葉をつくって送る。

最後まで、課題文にある「違和感」という言葉のとらえ方がこれでいいのか迷う。

違和感
物事になじめないさま、居心地が悪いさまを意味する語。(Weblio辞書)

居心地が悪いという意味ならこれもアリだろうと信じて、Googleフォームの送信ボタンを押した。時刻は7時30分。


家を出る時間まであと少し。

「言葉の企画2020」に参加しようと思った理由にタイトル付け。

MAX5案までと書かれていたからには絶対に5案提出したい!と思っていたけれど、結局3案にすることに。

残り時間でなんとかあと2案しぼり出せないことはなさそうだけど、考え切れてないものを提出するのは違う気がする。

数よりも内容だ。たぶん。

残り時間を、今日の自分がいいと思えるようにあれこれ整えて、えいっと送る。時刻は8時30分。

9時過ぎには家を出るので、個人的リミットにぎりぎり間に合わせることができた。

課題が出た直後からずっと考えてた割にここ数日の追い込みがとてつもないけれど、〆切がなかったらそれこそ無限に情報収集し続けてたと思うから、やっぱり〆切があるって大切だ。

なにはともあれ、お疲れわたし。


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お昼休憩にスマホを見ると、12時の締め切り時間までに課題を提出した企画生たちが解放感にあふれた発信をしていた。

スマホのなか明るいと思ったことは、これが初めて!

人それぞれの課題との向き合い方があって、かけた時間や熱量には差があるのかもしれないけれど、これだけの企画を形にして出すだけでまずはみんなえらすぎる。

はやくもビールで乾杯したい気持ちでいっぱいです。


最後に

徒然なるままに書きつくっていたところ、まさかの10000文字になってしまいました。何の気なしに始めたのが、こんなことになろうとは。あやしうこそものぐるほしけれ。

もしここまでぜーんぶ読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。そしてお疲れ様でした。もう、感謝しかありません。お礼にごはんおごりたい。


あなたが企画生だったらお願いがあります。

ぜひ、あなたの企画書ができるまでもぜひお聞かせください。すっごく興味があるんです。コメント欄からでもTwitterからでも、お声がけいただけたらよろこびます。なにとぞです。

サポートしていただけたら、あなたの読みたいnoteを書きたいです。 どんなものがお好みですか?^^