紹介!!”読解力”と”地頭力”を身に付ける読書法。

地頭力、読解力をつけたい。

全人類の望みといっても言いかもしれません。そして、まずは本を読んでみる。

本を読んだら読解力は、つくだろう。

残念ながら、そんなことはないようです。。

しかし、、、

読解力が身につく読書の方法があります。

先日の記事では、テクノロジー時代にAIの弱点は”意味がわからない”読解力だと述べました。

しかし、一方で人間の読解力も決して高いわけではなく、人間自身も鍛えないといけません。

読書をメインのnoteとさせていただいている僕としては、読書を通じて読解力をつける方法はないのかと考えました。

Amazonをうろついていると、AmazonUnlimitedにありました。西岡壱誠氏『東大読書』

東大。。。と、やや気が引けてしまいますが、

西岡氏自身も2浪して東大に合格されています。元の偏差値は35程度だったそうです。

西岡氏は本書で地頭力がつく、読書の方法を教えてくださっています。

AI時代を生き抜くために、読書を通じて”読解力”が身についたら、嬉しいことはありません。

地頭良くなりたい、

本質的な思考力を持ちたい、

頭良くなりたい。

そんなふうに考えられいる方は、ぜひ実践してみてはいかがでしょう。

まずは、結論からです。

読書を通じて読解力を身に付ける。そのためには、①準備する。②仮説を立てる。③記者になる。の3つが大切。受動的にはなく、能動的に読書をすることで、読解力を身に付けられる。

①準備する:タイトルや帯から本の内容を推測する。

読解力をつけるためには、本を読んでいる時ではなく、本を読む前から勝負が始まります。

例えば、目をつむって本を手に取って適当なページを開いて読んでみたとしても、その内容は理解できないでしょう。

しかし、タイトルや本の帯を読んでから本の内容を推測して、適当なページを読めばきっと理解が深まります。

そこで、まずは本を読む前に本の内容を可能な限り推測します。

なぜかというと、読書は自分が知らない、わからない情報の森をさまようようなものだからです。

そのためには、”ライト”と”地図”が必要です。

”本の内容”を推測することで、森に入る前にライトを手に入れ、今から自分が入る森を照らすことができるようになります。

キャプチuャ

例えば、本書のタイトルと帯から推測される本の内容はなんでしょうか。

①”読書”から読む力と地頭力を身に付ける方法?
②読書が速くなり、内容を忘れずにいられる。
③応用が利く、という意味で読書を通じて、情報ではなく知識を得られる?
⓸偏差値35から合格した筆者が教える、誰でもできる方法論?
⑤勉強や仕事にも応用が利く。
⑥作者は他の東大シリーズも出しており、努力で東大生並みの地頭力がつくと主張している?

ざくっと、こんな感じで本の表紙と帯だけで情報を得ることができます。

この本がどんな情報の森なのかをある程度推察することができます。

なので、今から足を踏み入れる知識の森は、読書を通じて知識を得る、地頭力を鍛えられる方法論が紹介される。

とおおよその見当がつきます。タイトルと帯だけでもかなりの情報を得ることができます。

この行為自体が、読解力の訓練です。

西岡氏は、これらの情報を付箋を作り本に貼り付けることを提案しています。

なぜなら、書くことで記憶に残る。書いてまとめることで読解力が上がる。記録として残しておける。からです。

超長文の読書中は、そもそも自分は何の本を読んでいるのか、どんな内容の本を読んでいるのか、わからなくなる時があります。

そこで、付箋を貼って立ち返れば、自分の入った森を再認識することができるようになります。

さぁ、”ライト”は手に入れました。次に”地図”を手にれにいきましょう。

②仮説立案:全体像と現在地の把握。

仮説を立て、何のために本を読むのか、どの道筋で本を読むのか、いま自分はどこにいるのかを明らかにします。

4つのステップがあります。

ステップ1:目的地を決める「なぜ、自分はその本を読むのか。」

どうしてその本を書店で手に取ったのか、どういう知識を得るために買ったのかを明らかにします。僕の場合は、

趣味の読書時間の投資効果を最大化したい。読書を通じて”地頭力”を身に付けたい。

となります。

ステップ2:目次を見ながら道筋(道のり)を決める。

ゴールを決めたら目次を見ながら、どういう道のりでその目的を達成するのかを決めていきます。僕の場合は、

地頭力を身に付けるため、本の表紙と帯から情報を可能な限り取り込み、仮説を持って読書をスタートする。読書中は、記者のように質問や疑問を筆者に聞きながら能動的な姿勢で臨み、最後は要約することで本質を掴む。

という感じになります。道のりを定めるだけで、ちょっと頭がよくなった気がする、ゴールに近づく気がしますね。笑

ステップ3:自分の現在地を定める。

そして、自分のスタート地点を定めます。僕の場合は、

読書は好きだが、知識として定着しない。能動的な読み方ができていない。

ここまで来てやっと読書をスタートできます。

西岡氏は、ステップ1からステップ3も付箋を作ることをおススメしています。

ステップ4:読書中に適宜修正する。

道筋(道のり)は読書中に適宜修正します。

当然、計画通りには進まないものですし、ゴール(地頭力をつける)ために、別の道が本で示されるかもしれません。

その時は、迷わず軌道修正をしながらゴールへの歩みを進めていきましょう。

以上が4つのステップです。

みなさん、①の本の推測と②の仮説の設定の違いがわかりましたか??

①はライトを手に入れる、ミクロ的な視点で自分の目の前を照らすもの情報です。

②は地図を手に入れる、マクロ的な視点でゴールまでのイメージを沸かせるものです。

①だけだと木を見て、森を見ずになります。

②だけだと、森を見て、木を見ずになります。

本の内容のイメージをできても、自分がどこに向かいたいか定めていなければ露頭に迷います。

ですから、①、②の準備どちらも読書の前に必要な準備になるんですね!!

準備が整ったので読書を始めていきましょう。

③読者でなく記者になる:能動的読書。

読書をするときの心がけは、読者(受動的)ではなく、記者になる(能動的)ことです。

筆者を取材するように本を読み進めていきます。授業や講義を受けるときをイメージします。

授業を聞きながら黙って黙々とノートを取る生徒と、質問や疑問があればどんどん質問していく生徒どちらの学力が伸びるでしょう。

後者の方がきっと伸びますよね。

前者の生徒は”情報”をただノートしているだけです、後者は先生に、もしくは自分に問いを立てることで”知識”を獲得しています。

なので、記者のように読む方が本の理解が深まり、結果的に読解力を向上することができます。

では、記者になるためのポイント3つです。

1、姿勢

まずは、姿勢です。

記者会見で取材する寝そべったり、だらしない姿勢で質問する記者はいません。それと同じで読書する時も姿勢を整えます!

これは、大反省でした。これからは、直角90度の正しい姿勢で読書します。

また、相槌を打つ、質問を考える等の聞く姿勢も大切です。

相槌を打つように筆者の主張を聞くことで、その感情を理解するこができます。

筆者は賛成なのか、反対なのか。

満足なのか、不満なのか。

さらに筆者の感情が理解できると、論理の流れも読むことができます。

満足そうだから、次の論理展開は賛成の内容が来るだろう。と論理展開を予想できるようになる。

つまり、記者読みは、

論理的思考力をつけるためにも大切な姿勢です。

2、質問する。

例えば、「ビヤはnoteを毎日更新している。」

と、聞いて何を考えますか??

「そうなんだ。」「なるほど。」「へぇ。」

このように感じた方々は、残念ながら読解力がありません。

これは、僕の主張ではないですからね。

筆者です。笑

この事実から、

「どうして毎日更新してるんだろう??」

「どうして継続できるのだろう??」

というに質問を持てる方は、読解力があります。

「ビヤは毎noteを毎日更新している。」=情報。

です、そこに何も価値はありません。

しかし、「どうして継続できるのだろう??」と質問すると、

「継続するためのヒントや考え方」=知識。

になり得ます。そのため、読書をしながらでも質問をすることは、知識を身に付ける上で非常に重要なプロセスです。

西岡氏は、質問を見つけたら、また質問したい時は、付箋を貼っておくことを推奨しています。

答えが見つからったら、それを同じ付箋や線で残しておきます。すると、知識が更に深まり、論理展開が更に見えるようになります。

3、疑問を持つ。

そして、最後の上級編は読書をしながら疑問を持つ癖をつけることです。

疑問を持つことで、自ら問いを立て、自ら考える、思考体力が身につきます。

また、質問は本の中に回答がありますが、疑問には本の中に回答がありません。

そのため、自分で調べる、自分で考える、もしくは行動するという行為につながります。

本当に正しいのか?という疑問を持ち、自分で考えて調べるという行為こそが、本質的な思考力につながります。

例えば、僕がこの本をここまで読んでみて感じた疑問、そして読者の皆さんが感じる疑問として、

「付箋が貼れない電子書籍の場合は、どうするのか??」

「読解力は、国語の問題のように答え合わせをして、自分の能力を図り、間違いを認識することも大事なのでは??」

「現在の1人当たりの月間読書量と、過去20年前の読書量が違うときに、読解力の違いもあるのか??」

などの疑問が出てくると思います。

これらの答えは本書には、出てきません。

しかし、こういった疑問を持ち、本当に読書で読解力が上がるのか??と考え、自分で調べてみることこそ、

情報→知識

受動的読書→能動的読書

表面的思考力→本質的思考力

の転換のために、最も大事なことです。

なので、僕のnoteも鵜呑みにすることなかく、最後は読者の皆さんが感じた疑問に基づいて、

ぜひ、自ら考え、調べ、行動してみてください。

それが、結果的に読解力、地頭力を身に付けるために最も大切なプロセスになるはずです。

④実際にやってみた。

確かに、いざややってみるとなんか良さそうです。

画像2

皆さんも試してみは、いかかですか??

積み上げることが大切ですが、読書をするならやらないより、やった方がよさそうですね!!


では、本日もありがとうございます。

参考読書です。ぜひ、ご一読を。



















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