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沖縄では先週末に日本でいちばん早い桜祭り「名護さくら祭り」が開催された。地元の新聞には「花三分咲き 笑顔は満開」の見出し。うまいこと言った(書いた)感はあったが。三分咲きか……

一昨日まで久米島にいた。「風の帰る森」を取材をしたとき、時間があったので裏にある山につづく遊歩道を歩いていた。風が心地よくてカメラを構えて雲や花の写真を撮っていた。そのとき道沿いにひっそりと伸びている桜の木に出会った。おそらく野生。報道と同じくこちらもやっと三分咲きといえる程度の開花だった。

沖縄の桜はカンヒザクラ(寒緋桜)という品種。東京など県外の桜とくらべて色が濃い。嫌いではないが多少重々しく感じる。県外の桜のようにふわふわと散るというよりも、ポタリと落ちると表現する人もいる。個人的には沖縄の桜は神秘的に見えるが、県外の桜は見ると華やかで浮かれる気分がする。 

桜の写真を比較してみる。上が2019年4月に皇居で撮った桜。八重桜かな。中が同じく2019年4月に富山で撮った桜。これはソメイヨシノ(染井吉野)だろうか。いちばん下が2020年1月に久米島で撮った桜。
※桜の名称に自信がありません。専門家の方がいたら間違いをご指摘ください。


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そういえば、昨年もこの時期に桜を観にいったことを思い出した。いや厳密にいうと夜桜を撮りにいったのだ。半分以上仕事である。仕事が終わってから一眼レフを買ったばかりのスタッフと今帰仁城跡に向かった。片道1時間半くらいのドライブだったと思う。車中でスタッフからアニメと音楽の話をいろいろ教えてもらった。そのときKing Gnuのことをはじめて教えてもらったと思う。

久しぶりに撮影にいくのもいいなと思った。来週から2週連続で週末は東京だが落ち着いたらカメラの勉強も兼ねて自然を撮りにいきたい。いや行く。

おわり



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