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アイデアの生まれる場面

わたしのアイデアが生まれる場面は3つだ。

アイデアが出る場所はお風呂場だ。わが家は年中湯船に湯を張っている。シャワーもよく使うので風呂場は湯気だらけだ。その湯気の成分が脳に良いリラックス効果を与えているのではないかと密かに思っている。

これはイケるというアイデアが本当によく出るが、風呂場の弱点はメモができないことだ。メモができないので、シャワーから出ると8割くらいは忘れているのだ。お風呂でメモができる商品もあるようだが、まだアマゾンで検索していない。


検索したら見つけた。あるではないか。

買ってみる。

アイデアが出る睡眠時間は8時間だ。7時間でもなく9時間でもなく8時間の日の翌朝はアイデアが出るのだ。もう溢れるように出てくる。そんな日のわたしはとてもうるさい。スタッフをつかまえて自分のアイデアをマシンガンのように喋るからだ。スタッフからするといい迷惑だ。人に迷惑をかけずに生きてみたいものだ。

アイデアが出る道具は本だ。年に数回講演や学生向けにお話する機会がある。その際に良くある質問が「どういう風にアイデアを考えているのでしょうか」というもの。だいたい「いつも考えているから」という回答になるのだが、わたしに場合は考えるためのインプットはネットではなく本が圧倒的だ。

読んでいる時アイデアがよく出てくる。作者との対話しながら本を読むからなのかも知れない。なので、本の空欄にはメモ書きが多くなる。となると読了後にメルカリで売りにくい。なんとかならないものだろうか。

ただ、アイデアは出すだけではあまり意味はないと思っている。アイデアは実行されることではじめて意味を持つと信じているのだ。たとえ失敗しても。あなたが会議で出したアイデアに全員が「いいね」と言いいながら誰も実行してくれないならば、自分で実行してあげよう。そうしないとアイデアが可愛そうじゃないか。そう思わない?

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