私のアウトプットの事例です 〜実際に使用した「絵」をご紹介します〜
アウトプットには様々な方法があります。
口頭で伝えても良いし、文章で伝えても良いのですが、ここでは「絵」で伝えた事例をご紹介します。
4つの「絵」をご紹介
過去に、ある会社の専務から相談を受けました。
その内容は・・・
「人が辞めちゃって困るんですが、どうしたらいいでしょうか?」というものでした。
この相談を受けて最も良くない答えは「人が辞めないように〇〇をしたらいいんじゃないでしょうか」と提案することです。
なぜ良くないのかといえば、これは「間違った問いに正しく答える」対応だからです。これはまた別の機会に説明します。
ではどのような対応が良いのでしょうか?
この事例では、次のようなやりとりがありました。
私 :「人が辞めるとなぜ困るんですか?」
専務:「そりゃ仕事も止まっちゃうし、困るでしょう」
私 :「ではなんで仕事が止まると困るんでしょうか?」
一見偏屈な対応ですが、最終的には・・・。
私 :「では、専務はどんな会社にしたいのですか?」
専務:「なるほどね〜そういうことが問題なんですね〜」
そこで専務から「じゃあどうしたらいいんですか?」再度質問をいただきました。
それで「明日までに提案します」と返事をして、翌日送った「絵」がこちらです。
この「絵」よって、現状の問題と課題を共有しました。
そしてそこに、番号をつけたのが次の「絵」です。
この「絵」よって、課題の重要度と優先順位を共有しました。
そして専務から「ではどう進めていったらいいんですか?」という質問をいただきました。
それを踏まえて次に送った「絵」がこちらです。
この「絵」によって、具体的な対策を共有しました。
そして、最後に送った「絵」がこちらです。
この「絵」によって、具体的なスケジュールを共有しました。
まとめ
このように「絵」のおかげで商談は前に進み、お互いの意見を交換した上で、解決策を共有できました。
あくまで「絵」の活用例ではありますが「絵」の力を借りることでアウトプット力が向上した事例です。
人それぞれの強みを活かした、アウトプットが必ずあります。
自分の長所や強みを活かしたアウトプットの手段を、再度考えてみてはいかがでしょうか?
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