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現地で通じる!中国語:構文!簡単レッスン。中国語で考え、話せるように!まず中国語の骨組みから!

中国語 ee!chai

「現地で通じる!中国語・シリーズ」は「中国方式!ピンイン レッスン」と「構文!簡単レッスン」の二つで記述します。

共通するのは、「通じる」と言う視点で、実際に活用できるオンライン学習教材という点です。さらに、一般に行われているレッスンの視点をちょっと変えて、より効果的で簡単な方法に視点を置いたレッスンを提案します

構文と語彙の用法

中国語で考え中国語でそのまま表現したい、というのは中国語学習者の目標です。必要な知識が二つあります。文型と語順という構文の知識とひとつひとつの単語の使い方のルール、語彙の用法です。

豊富な図解で、全体の構造とその中での主要語彙の使い方を例文で学べるようにします。

まずは骨組みから!

中国語の語順に注目してください。
何々の、何(誰)が + いつ・どこで・だれと・どのように + する(動詞)/い(形容詞)+ どれぐらい + 何を

骨組みの主要な部分は「何が(誰が)」「する・い」「何を」です。よく「S+V+O」で中国語は英語に近いと言います。これは動詞が目的語を取る動詞(他動詞)の場合です。

もちろんこれは基本的な骨組みですから、応用や変化があります。原形と捉えてください。

基本構造図

中国語文(この娘さんはいつも賑やかなスーパーに行きます)は北京語言大学の图示汉语语法からの引用。

定語(定语dìngyǔ)は限定語とも言います。名詞を修飾して主語や目的語になるフレーズ(短语)を作ります。

状語(状況語)は述語を前から修飾します。介詞(前置詞のような品詞)や副詞が状語になります。「助詞と補語」は述語の後ろで述語を補います。

なお中国語ではさらに大きな骨組みとして、主語部分(主題)とそれを説明する述語部分という、骨格で文を捉えることもできます。

林 松涛先生は下記のように述べています。

中国語の文の骨組みは「主語部分」+「述語部分」!

つながる中国語文法p29・林松涛、ディスカバー・トゥエンティワン

そして述語になるのは名詞・形容詞・動詞でそれぞれ名詞述語文・形容詞述語文・動詞述語文という種類の文が作れます。3大述語文と言います。

3大述語文

■ 語彙の用法

中国語の文法はこのように構文を構造で図解し、見える化して理解できます。しかし、単語に関しては
① 同じ単語が複数品詞として機能したり、
② 使い方によっていろいろな意味が表せたりして、
すこし複雑に感じます。

ただ重要な単語を使いこなせば少ない語彙で色々なことを言い表せます。
一例としてよく使う単語の「要Yào」でこの用法を見てみましょう。

動詞の要
助動詞の要

覚え方としては、要Yào「欲しい」が動詞「したい」が助動詞要‥了は「‥するだろう」。 この助動詞を中国語文法では能願動詞とも言います。これだけでも沢山の造句(作文)ができます。
※中語語では文のことを「句」と言います。

このように、語彙ごとの用法をつかむことも大切です!

単語の意味だけを覚えても、造句に使えません。文型を念頭において、どんな文の構造の中で、どんな意味が表せるかを意識しながら、文ごと使い方をマスターするようにしましょう。
この語彙の用法をつかめるようになりますと、中国語の言い方で表現できるようになります。

この記事でのまとめ

中国語の言い方(表現)の骨組みはシンプルで分かり易く、構文の基本的な知識で、造句(作文)もできます。

ただ文型と語順の位置関係で、単語(单词)の品詞の役割も決まり、それによって意味が組み立てられます。ですので文型の構造を理解していませんと正しい意味の組み立てができません。語順を間違えると意味の分からない文になってしまいます。

また語と語の組み合わせが日本語の表現の仕方と違うケースがあります。「吃食堂」食堂を食べるではありません。「食堂で食べる」をこのように「動詞+目的語」で表現していますが、中国語として正しい言い方です。でも「我吃饭在食堂」と言ってしまいますと「在食堂」の位置が間違いですから、正しい言い方ではありません。正しくは「我在食堂吃饭」です。

車を降りるが下车、水に縮むが缩水、养病は病気の療養をするなど、日本語で「動詞+目的語」を「・・を・・する」とだけ理解していますとこのような言いまわしが使いこなせなくなります。相原先生いわく・・

中国語は動詞+目的語という簡潔なスタイルで,さまざまな意味関係を表すために,このような「多様な意味関係」が観察されるのでしょう。

相原茂の中国語閑談【018】“吃食堂”「食堂を食べる!?」http://aiharamao.seesaa.net/article/425690647.html

この特性ゆえに、納得しにくいことが多々生じます。実際に使われているコロケーション(言葉の慣用的なつながり)をそのまま覚えて活用したほうが、早く使いこなせるようになります。

それで、構文と語順の基本を図形でしっかり理解し、さらによく使われる言葉のコロケーションを加えて、ネイティブらしい文にするための造句の演習が必要です。

この造句のトレーニングをすれば、実際の会話で不自然さがなくなるだけでなくHSKの文の並び替えや穴埋め、そして作文で力を発揮できるでしょう。

次回はパーツです。骨組みはどんなパーツで組み立てられているかを取り上げます。

その後文型別に文の構造を提示し、ワークBookとして例文と実際の対話文を加えた演習を行います。

参考

■ 語順文法

中国語の単語には品詞による形態の変化はありません。文全体の中の置かれる位置(語順)で文法上の成分が決まり、品詞(文中の機能)も決まります。又同じ単語が複数の品詞を兼ね、文中でそれぞれの役割を果たします。

語順が意味を形作る。

例:【いっしょに・一起】の違い!

A, 她跟父母住在一起。「同じ場所」という意味です。 なぜ?
  動詞の後の在一起という前置詞フレーズで「どこで」になるからです。
※前置詞フレーズは通常は動詞の前に置かれますが、後ろに置かれる場合もあります。
※ただこれを介詞という前置詞と捉える場合と、補語と捉えるかで文法書によって違う場合があります。ところがなんと介詞フレーズ補語という言い方の本もあります。

B, 我们一起去吧。 「一緒に」という意味です。なぜ? 
  動詞の前の修飾語ですから「どのように」行く、になるからです。

中国語はこのように語順で理解できますので、合理的に意味を推測できます。逆に言えば意味に合わせて語を組み立て、表現できるということにもなります。またAのような例もありますので、品詞を気にせずに語順で意味を取る割り切り方、つまり文法に捕らわれ過ぎない割り切りも必要です。

文を作ることを中国語では「造句Zàojù」と言いますが、中国語の文を組立てるイメージが、この漢字のイメージとピッタリだなと個人的には思っています。