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地図で旅ができたら無敵!『るるぶ 地図でよくわかる 世界の国の大百科』

親の教育方針で、<英語がある程度理解できるまでは子供は海外には連れていかない>ということだったので、私の初めての海外は、大学生になってからでした(その割にはフランスでしたが笑)。その代わり、海外出張の多かった父が、お土産とその土地の写真をたくさん見せてくれていて、しっかりヨーロッパへの憧れを募らせていた私は、初海外旅行の後は、一人であちらこちら行くようになりました。

「幼いうちから海外旅行に行く是非」というのは、家庭ごとに違うのだと思います。所変わればというのか、香港は土地が狭く国内旅行の選択肢がないので、バケーションに子供たちを連れて海外に行くのはスタンダードです。帰省で自国に帰るケースや(香港ならでは?!)海外に別荘を持っているケースなどもあり、休み前後はどの国にいったかで会話が盛り上がります。今年は本当にどこにも行けなかったけれど、私たちも香港に来て1年半の間に、イタリア、ベトナム、マレーシア、スペイン、日本に行きました。

ただ、長女はまだ小学校低学年。次女に至っては、記憶がそのまま残ることはないでしょう。そこで、せっかく行くのであれば、何か心に残るようにと2点はお約束しています。

①最初に長女とどこにあるどんな国なのかということと、基本の挨拶は覚える

②旅行後、写真をフォトアルバムにまとめ、家族の会話やいわゆる地理的な内容、風土、文化、お料理などが手にとって見られるようにする

特に、アルバムは、中のフレーズをところどころ暗記するくらいお気に入り。やっぱり、手にとって見られることのよさを感じます

さて、ずいぶん長い前置きになりましたが、まだ、行き先は親である私たちが決めています。もう少ししたら、子供達に行き先の候補をあげさせたいなと思っていた時に出会ったのが、国内外の旅行ガイドでお馴染みの<るるぶ>プレゼンツ、小学生向けに各国の特徴をまとめた一冊。

名所、歴史、文化等がバランスよくまとまっていて、中でも娘のお気に入りは世界クイズ!家族が集まる時間に、思い出したように持って来ては、クイズ大会になります。

これが中々の曲者で、親の沽券として?!知っていることは自慢げに披露できるのですが、知らないと出題者の娘に負けているようで悔しい^^;

で、矢継ぎ早に出題されると、結構こちらも頭の引き出しを総動員しなくちゃいけないので忙しい。

楽しんでやってるのだから、私も頑張らないと…と変なプレッシャーがかかる、よい本です笑。

「地理を勉強したら、地図で旅ができるようになる」

学ぶためというよりは、好きになるきっかけに、よい本だと思います!

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!