結局、子育てに役立つのはビジネス書だと思う 『コンサル1年目が学ぶこと』

「子供を上手に叱る」って、「導く」って、本当に難しい。

と、日々の生活で度々(いや、四六時中)実感するわけですが、こんなに子育て指南書が溢れていることにちょっと違和感もあるこの頃。だって、昔の人って、こんなの読んでたのかな・・・うまく言えないけれど、子供のために、「理想の親像」やるのってそれが正解なのだろうかと。

この本は、<子育てのお悩みの具体例>が一般的で普遍的であるので、<声かけの具体例>も内省を促すきっかけになったなと思うのですが、本を閉じた時一番残ったのは、「子供は成長するが、大人は成長しない。その乖離が、子供の成長にうろたえる要因になる」との弁。であるならば、子供とどう向き合うかの視点が多勢を占めるような「ここにいちゃいけないんだろうな」と思う気持ちが強くなりました。

たまたま同日に読んだこちらの本。見た目より、ずっと<本質的で基本的な仕事へ対する心構え>が書かれていて、新人でなくとも、折に触れ、「自分はできているのか」慮る材料だと感じました。

・そのアウトプットは望まれた仕事?それとも蛇足??

・ロジックツリーを駆使した思考法と会話の習慣化

・相手のフォーマットで話す、作る・・・

きっと、これらはビジネスパーソンとして体得しておきたい習慣だけれど、私が理想とする育児に通ずる姿勢。なんというかな、子供のために作られた姿勢でなく、良識と価値ある社会人としての振る舞いが生活全般に及んでいるという意味で。

できていないこと、できるようになりたいな。

基本に立ち返って、こういう育児してみたい。

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!