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一歩は踏み出してみたが

さて、最初に種を蒔いてから2週間ほどして、またキャンパスに行く用事があり、どうなったか見に行きました。(そんな呑気なことで良いのか?という気もしますが、植物の成長はそんなに早くないので!)

まず衝撃だったのは、囲っていたロープが切れていたことです。

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いやこれ、そう簡単に切れるもんじゃないでしょ。人が通るようなところではないし、キャンパス内にはほとんど人がいないし、もし通ったとしても躓いて切れるものではないし、かと言ってハサミとかで切ったのでもなさそうだし。まさか獣?学芸大キャンパスは東京の住宅地にありながらもタヌキやハクビシンがいるそうで、私はまだ目撃していないのですが、猫にいたっては何十匹もいます。そういうのが通りかかって食いちぎったのでしょうか。。

次に驚いたのは、雑草の生命力です。せっかくオジサンたちが一生懸命刈ってくれたのに、もう元気いっぱいに青春を謳歌してる雑草たち。

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そこでハタと気がつきました。私、雑草と野菜の芽の見分けがつかないのではないかと。

冒頭の写真のように、前回囲ったエリアの中で小さな双葉が幾つも顔を出しており、これらのすべて、あるいは一部がきっと私が蒔いた種から出たものに違いない、と思うのですが、雑草の芽がどれくらい混ざっているのか。。それから、囲いの中にも外にも共通して生えてくるものは、きっと雑草でしょう。というくらいで甚だ心もとなし。

というわけで、しばらくは(野菜もまだ大きくならないでしょうし)雑草について調べることにしようかと思います。千葉県立中央博物館のサイトとか、図鑑とか。雑草でも花が咲いたりして見た目の特徴が出てきたら、Google Lens も活用できそうです。とりあえず、最初に植えたブルーベリーの苗や囲いの支柱などに元気いっぱいに絡みついている蔓はコヒルガオと思われます。チョキチョキ切りました。協生農法では、雑草を根っこごと抜くのはNGだそうで、野菜の成長を阻害するようであれば短く切っていじめるにとどめます。なので野菜がある程度大きくなるまでは要注意ですね。

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それから、このエリアは蚊がすごいです。大群で襲ってきます。私は人一倍刺されやすい体質なので、彼らにとってはすごいご馳走が来たという感じで群がってきます。協生農法では昆虫も友だちのはずですが、特定の虫が増えすぎないように多様性を増やしていかねばですね。当面は長袖長ズボンとマスクと虫除けスプレーでがんばります。蚊に襲われるとその場を一刻も早く退散したくなってしまうのが良くないです。もっと落ち着いて観察できる余裕を持たねば。

慰めにブルーベリーを収穫しました。買ったときに既に付いていた実が熟しただけなので、この場所で育てたとは言えませんが、少しでも食べられるものが得られると励みになりますね。

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(フジムー)

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