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泥臭い人生

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心に引っ掛かった他人の投稿。
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#働き方

巨大な岩は動かせない

巨大な岩は動かせない

閉塞感漂い社員が疲弊している組織を何とかしたい。
そして自分自身も活き活きと仕事がしたい。

そんな思いを抱き、日々悶々としていた12〜3年前、出会ったのが「風土改革」と言う手法でした。

きっかけは一冊の本との出会いでした。

『なぜ会社は変われないのか -危機突破の風土改革ドラマ- 』(柴田昌治 著)

何とかこの手法を持ち込み、巨大な岩とも思えるこの組織を変えることができないものか。

長年

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「何をしたいか」よりも「どうありたいか」を考える。

「何をしたいか」よりも「どうありたいか」を考える。

ここ最近、キャリア論に関して、“doing(またはto do)”と“being”の観点で解説される記事や論調をよく目にするようになりました。(目につくようになった、が正しい表現かもしれません。)

先日読んだ、有冬典子さんの『リーダーシップに出会う瞬間』には、リーダーシップのあり方を解説するくだりとして、以下の記述がありました。

「何をするかではなく、どうあるか、ということかしら。リーダーシップ

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030. 好きな日に働くエビ工場・パプアニューギニア海産とは

030. 好きな日に働くエビ工場・パプアニューギニア海産とは

 1年前に書いた働き方のまとめを短く読みやすく改訂しました。

 その前にこの1年ほどを振り返って一言。

 取材が多くて勘違いしそうな時期もありましたが、その間もいろんなことを乗り越えながら感じていたのは、僕は平凡な日々を大切に生きるために働いているんだということ。

 そして助け合い認め合いながら組織を継続していくのはとても難しいということ。

 『好きな日に働ける』『嫌いな仕事はしてはいけな

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人は理屈では動かない。(坂本龍馬からリーダーシップのあり方を学ぶ)

人は理屈では動かない。(坂本龍馬からリーダーシップのあり方を学ぶ)

数年前ではありますが、ある上司の対応にかなり苦労した経験があります。

その上司は、相手を論破することに全力を注ぐタイプであり、その矛先は部下である自分にも容赦なく向けられました。

どんなに反論を試みようとも、「わかった」と言わせるまで議論が延々と続くため、最後は根負けして彼の指示に従わざるを得なくなるのですが、その結果残るのは悶々とした思いだけでした。

一旦指示通りに進めるものの、納得感がな

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カネカの問題から学べる3つのポイント

カネカの問題から学べる3つのポイント

カネカ、やっちまいましたね。
突っ込みたいところ沢山あります。
カネカからの発表がないのでどこまで真実なのかという確認すべき点はあるものの、もし一連の情報が真実だとしたら、当然アウトなわけで。

とは言え、明日は我が身。
ここまでひどいことはなかなかないとしても、これに近い事象は多くの会社で少なからずあります。
今回は一連の問題を法的に何がまずいのかを整理したうえで、この事案から学び取れる点を社員

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