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「月刊ニュータイプ」12月号

「ニュータイプ」最新号を読みました。雑誌の中間地点あたりには「劇場短編マクロスF」「劇場版マクロスデルタ」それぞれの紹介記事が。ページ数的もその内容的にも「F」のほうにより力が入っている感じで、根強い人気のあるシリーズなのだなあと思うところです。じっさい「時の迷宮」は短編とはいえ、いちばん心地よい時期を切り取ったファンサービス的なにぎやかしではない、物語の本筋に深く分けいる、とてもとてもアツい作品でもありました。

「ファイブスター物語」は、とある登場人物の成長をじっくりと追ってゆきながら、これまでふわっとほのめかされていた設定も物語に沿って登場してくる、なんというかすごく風通しの良い流れになっていて。シリーズの終わりに向けて、着実に時間が動いているのを感じます。「マクロス」のふたつの劇場版でも、それから「シン・エヴァンゲリオン」でも感じていたことですが、ある世代以上の作り手のかたがたが、ご自身の作品の全て、またはある部分を終わらせて、さらに「次」の段階へ向かおうとしている、という動きがふしぎと同時多発的に発生しているのが、おもしろいなと。遠い未来、この時代をふりかえったとき、何かみえてくるものがあるのかもしれません。

よく当たる占いでは、全般的に少し落ち着きがなくなる、とのことです。油断、ミス、慎重さというキーワードも目立ちます。いま慎重さ、とタイプしようとして「身長差」と変換してしまい、身長差カップリング、いいよね、背の高いほうの子が何かの拍子で相手を見上げる瞬間とか、わーん、ときめいちゃうな。などと、具体例をモワンモワンと妄想してしまいました。なるほど、ミスは多いし、落ち着きもないようです。体育が吉、ということらしいので、今月はよく体を動かして邪念を払うことにいたします。屈伸運動をいちに、いちに、いちに、はぁ、背の高さが、いちに、視点が、いちに、変わる、身長差カップル、いいなあ。

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