尊敬している家族のこと
こんばんわ、Edaです。本日は私自身の家族についてお話ししたいです。
私が自分の家族を尊敬しているという話です。父・母・兄そして祖父に祖母、、、
小さい頃は、優しいなぁとか、支えてくれてありがたいなぁとか色々な思いがありました。でも大学生になった頃から、この感情は尊敬なのだと気づきました。
例えば、
父が仕事をこなす姿勢はすごいです。自営業で父が働く姿を実際に目にすることが多かったため、より実感できたように思えます。
母は、とてもアクティブでパワフル。家族の明るさは母から来ている気がします。一番そばに居てくれて支えてくれました。
兄はとてもポジティブで、自分の考えをしっかり持つ人です。私が新卒の就活時は兄なりのアドバイスをくれました。それは全てポジティブなもの。自分の考えをしっかり持って、そこに向かうことの出来る人だと会話していてよく感じます。
そういう目で家族を見るようになったきっかけは大学にありました。
大学で‘文化人類学`という学問に触れた時、家族をそれぞれの個人であると認識し始めました。
文化人類学は、大まかにいうと人間について「文化」という概念を中心に調査・観察し考察する学問です。
分かりやすい説明ができる分野は、‘ある民族の元で一緒に生活し、どのような文化を築き、どのような生活をしているのか調べ、その上で考察する‘といったものがあります。他にも幅広い調査の仕方や調査対象があります。(私も浅学なためあまり詳しいことをご説明できないのですが、、、申し訳ないです。)
その授業では、自分の家族にインタビューするという課題がありました。私が生まれてからではなく、「父」「母」「兄」という私から見た役割を持つ前からの話を聞きます。「小さい頃とても印象に残っているうれしいことや悲しいこと」、「今まで生きてきた中で大変だったこと」など深堀りして聞いていきます。
この課題を私は母に協力してもらいました。
私には兄がいますが、兄妹特有の、「兄ばかりずるい」という感情を持ったことがありません。それについて、そういう家族なんだ、私はそういう感情をあまり持たないのかも、などと思っていました。
だけど、母にインタビューしてみて、それが母の気遣いがあったことを知りました。
母も一人っ子ではなかったため、どちらかに寂しい思いはさせないようにと、兄と私の接し方には配慮をしてくれていました。
他にも今ある関係性はそれまでに母が「母」になる前からの経験が影響して、今の関係性があることを知ることができました。
家庭環境は、自然にできたもののように感じていましたが、実はそうではなく、誰かの経験からそれに倣ったりもしくは避けたり、そうして意識的・無意識的に築きあげたものだったのです。
「母」は私から見た役割でしかなく、私の「祖母」からみたら母は「娘」になるし、母からみた「祖母」は「母」になるのだと、実感しました。
昔から一緒にいて、近い存在である家族だからこそ、今までみていた「父」や「母」というフィルターは強く、当たり前に思ってしまいます。
でもそのフィルターを外した時、自分の家族ってどんな人なんだろうと考えてみると、何か面白い部分やすごい部分に気付けたりします。
私が働く年齢になってからは、父や母、祖父母たちが、自分達の若い時の話をくれるようになりました。
その話を聞くのが楽しいです。そういう経験を経て今があるのだと思うと、その人に対する思い方・見方がちょっとずつちょっとずつ、変わります。
これからももっと沢山の話を聞けるといいなぁ。
こう思うと私は結構、話すことが好きだったみたい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ではまた
Eda
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