【テック】日本円のデジタル通貨がアメリカに登場?

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ220Y70S0A221C2000000

世界初となる米銀行法規制を遵守した日本円ステーブルコイン「GYEN」と、米ドルステーブルコイン「ZUSD」の提供開始に向け米国・ニューヨーク州「特定目的信託会社」の許認可を取得(2020年12月30日)
GMO Trustは2021年1月以降、世界初となる規制を遵守した日本円ステーブルコイン「GYEN」を、米国をはじめ海外に向けて提供開始する予定です。また、米ドルステーブルコイン「ZUSD」も同時に提供開始する予定です。
 なお、「GYEN」および「ZUSD」は、日本国外で流通するものであり、日本国内居住者への販売は対象外となります。

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ステーブルコインは価格の変動がほとんどないといわれ、利用に適しているらしいのですが、個人的には仲介役であり、あまり興味がありませんでした。


しかし、今回取り上げたのは、為替に影響しそうだと思ったからです。


これで、今アメリカでブームになっている暗号通貨をやり始めた人が、逆に、為替取引に参入するのが簡単になったのではないかと思います。また、実際に取引するのが簡単ではないでしょうか。


ドルのステーブルコインから円のステーブルコインに交換すれば、円高ドル高局面に反応(対応)できます。


いつこの取引が実現するか、また、いつアメリカ人がこの取引方法に興味を持つかはわかりませんが、円高ドル安予想が大きくなった時、それを倍増させる効果があるかもしれません。


最後に、GMOという会社はなんかおもしろい。


以上です。



参考

「GYEN」および「ZUSD」は、(1)価格の安定性(2)流動性(※1)の高さ(3)イーサリアム技術を採用、の3つを特徴としています。価値の裏付となる資産の証明は、公認会計士による監査レポートを通じて毎月開示するほか、GMO Trustが直接「GYEN」および「ZUSD」の発行・換金を行うことで手数料を抑えながらセキュリティと透明性の向上を図ります。
 GMOインターネットは、現時点で円ペッグ通貨が流通していないことや、世界的に円の通貨需要が非常に大きいものと考えていることから、現在準備を進めている「GYEN」の発行を通じて、暗号資産のボーダレスな決済・取引への利用を支援してまいります。また、今後多くの事業者や開発者が「GYEN」および「ZUSD」をオープンソースのプログラマブル・マネー(※2)として、ご利用いただくことを期待しています。

(※1)いかに資産を容易に交換できるかを示す性質。
(※2)プログラムが可能な通貨のことで、契約や請求、支払いなどのオペレーションにおける機能の一部を自動化するもの。


https://stablecoin.z.com/

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