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循環商社ecommitが、佐賀県佐賀市と「環境に配慮した地域資源循環の連携に関する協定書」を締結

~衣類の持ち込みにポイントを付与する実証事業を実施~

2023年1月18日 17:00

モノの循環の仕組みをつくる環境ベンチャーである株式会社ecommit(本社:鹿児島県薩摩川内市 代表取締役:川野 輝之、以下「ecommit」)は、佐賀県佐賀市(市長:坂井英隆、以下「佐賀市」)と、佐賀市の地域資源を最大限に活用し、持続可能な循環型社会の構築の推進を目的とした「環境に配慮した地域資源循環等の連携に関する協定書」を、2022年11月8日(火)に締結しました。
本協定をもとに、佐賀市内店舗との連携をはかり、衣類回収とポイント実証事業を実施し、実証結果をもとに佐賀市内でさらに事業を推進します。
また、その第一弾として、2023年1月21日(土)よりイオン佐賀大和店での取り組みがスタートいたします。


集まった衣類は、2022年3月よりecommitと伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)が取り組む、『リユースとリサイクルの組合せで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減し、モノの価値を最大化し、資源を循環させるためのプロジェクト』であるWear to fashion*1を通じてリユース・リサイクルし、適正に循環されます。

また、蓄積された環境行動データをもとに、環境改善活動、経済活動の観点から事業効果を検証します。なお、本事業は、環境省『食とくらしの「グリーンライフ・ポイント」推進事業』*2の補助を受けて実施するものです。
佐賀市との実証事業終了後も佐賀市内でWear to Fashionを通じた衣類回収の取り組みを継続してまいります。
 
 今後も、ecommitは、本当に世の中に役立つ環境ビジネスを追求し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


実証事業について
概要
実証事業の実施期間中に、協賛店舗に回収対象の衣類を衣類回収スポットにお持ち込みいただいた方に対し、佐賀市内の店舗等で使えるクーポンと交換できる「さすてなポイント」(グリーンライフ・ポイント)を付与します。

衣類回収・クーポン協賛店舗
イオン佐賀大和店において2023年1月21日より衣類回収・ポイント付与を実施予定
(その他複数店舗にて実施調整中)


回収品目
[回収可能なもの]
衣類、帽子、ベルト、バッグ

[回収できないもの]
やぶれ、しみ、過度な毛玉のある服、肌着、靴下、水着、きもの、学校制服、ユニフォーム、体操着、くつ、スリッパなど履物、靴、アクセサリー類


 
Wear to Fashionについて
Wear to Fashionとは、『リユースとリサイクルの組合せで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減し、モノの価値を最大化し、資源を循環させるためのプロジェクト』です。
2022年3月に株式会社ecommitと伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)との業務提携により開始いたしました。
 
1.小売店で回収した使用済みの衣類 
2.事業者で発生する衣類や繊維廃棄物 
3.自治体による回収衣類 
 
など、さまざまな拠点で排出される繊維製品を回収・選別し、リユースおよびリサイクルすることで、環境負荷低減を目指します。


ecommitが有する選別工程のノウハウや独自開発の回収管理システムを活用することで、可能な限りリユースに繋げるとともに、リサイクル可能なポリエステル製品は伊藤忠商事が展開する「RENU」(使用済みの衣類や生産工程で発生する生地片などを原材料とするリサイクルポリエステル素材 ※1)の原材料とすることで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減します。余剰在庫の大量廃棄問題や不要品の循環利用率が低い(リサイクル:14%、リユース:20% ※2)といった、繊維・ファッション産業が抱える課題解決に貢献し、衣類のライフサイクルの長期化を進め、温室効果ガスの削減や資源の有効活用につなげます。



※1 伊藤忠商事「RENUプロジェクト」についてはこちら 
https://renu-project.com/ 
 
※2 環境省, サステナブルファッションについてのデータ参照 
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/ 
 
*1『Wear to Fashion』 
http://renu-project.com/wear-to-fashion/ 
 
*2 食とくらしの「グリーンライフ・ポイント」推進事業(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/greenlifepoint/)について
企業や⾃治体(以下、「団体」)が、環境に配慮した商品やサービスを選んだ消費者に対してポイントを発⾏するための準備経費を、環境省が支援する事業です。


ecommitについて

ecommitは、回収管理システムを駆使した全国対応型の回収物流ネットワークと、それらの経済的価値を最大限生かす選別ノウハウと販売ネットワーク、そして排出からリユース・リサイクルまでの過程を追跡しデータ化するシステムを強みとし、モノを循環させるためのインフラを構築・提供する循環商社です。

鹿児島県で創業し、事業開始から15期目となる2022年12月現在では、全国に10拠点を展開。衣類、家具、家電、雑貨、農機具、機械、建築資材など、あらゆるモノを対象に、全国約1,300箇所の顧客の拠点から回収事業を行っています。また、現在に至るまで30以上の自治体と連携し、クリーンセンターや地域内からまだ使えるモノを救出する事業も展開しています。「環境ビジネスに革新を起こす」ことを企業理念とし、世の中から廃棄品を減らし、サーキュラー・エコノミーを推進しています。

サーキュラー・エコノミー推進のための取り組みの一つとして、伊藤忠商事株式会社と業務提携し、日本市場における繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」を展開しています。

▽Wear to Fashion
http://renu-project.com/wear-to-fashion/


会社名:株式会社ecommit
所在地:鹿児島県薩摩川内市水引町2803
代表者:代表取締役 川野 輝之
設立日:2007年8月17日
事業内容:リユース・リサイクルに関する総合商社
URL:https://ecommit-kandk.com/

▼プレスリリースはこちら
PRtimes
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000067508.html

■お問い合わせ先
株式会社ecommit  営業開発部
point-info@ecommit-kandk.com

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