007: 小遣い帳から家計簿を作る(4)

家計簿に欲しいものを買うためのシートを追加します。

1. はじめに

前回の家計簿note

特別予算を設けない前提で、ややまとまったお金が必要なものを買う方法をふたつ説明します。

2. 欲しいもの

欲しいものはカメラとレンズとします。アクセサリーなどは趣味費の中で買うことにします。

01 欲しいもの

高そうなものもラテマネーの応用で予定が作れます。

3. お金を貯めて買う

ひとつめの方法はお金を貯めて買うという普通の方法です。「α6400の貯金」というシートを作ってお金を貯めて、お金が貯まったら買います。月あたり 5,339円よりも多く貯金できればその分早く買えます。

02 A6400の貯金

一旦「α6400の貯金」にお金を移して、都合によって元に戻すのは自由です。目標額は定期的に調べて更新します。高くなったり安くなったりするはずです。

4. 借金して買う

ひと月あたり 5,339円以上を返済するという条件で、自分や家族から利子なしで借金ができる場合は、未来のお金を今使うという考えで、欲しいものを今買うことができます。「カメラ取得費」というシートを作ります。

03 カメラ取得費

通常は支払を「支出」としますが、「予算」を支出にします。月締めのタイミングで月計の金額を「借金元」に返済します。

この考え方は、普通の家計管理にはないはずです。

3. まとめ

年の予算を増やさないで欲しいものを買う方法をふたつ説明しました。家計のなかでは、例えば、車の取得に適用できます。今後10年使う車を10年先までの家計から前借りして、今買うことができます。

今までは夫の小遣い3万円を前提に説明をしてきましたが、次回は、家計管理への展開を説明します。

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