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happy new year 2022

明けましておめでとうございます。

年々お正月の特別っぽさがなくなっている感があります。

今年のお正月も特に何をするでもなく、お正月は実家にて、くっちゃ寝でした。

母は昔からの慣習に従っって、大掃除やおせち料理作りと忙しくしていたので、気がすむようにお手伝いをする程度で、それ以外は正直なところヒマ。それほど見たいテレビも映画もないし、混雑する初詣にも行く予定はない。

でも、それで良いのです。

もう今年はお正月休みだからと言って「お正月らしく」とか「お正月くらい」などという特別感に追われることなく、ただのんびりと思うままに過ごすことにしたわけです。



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昔はスケジュール帳に予定がぎっしり埋まるように何かしらあれやこれやとタスクを作っていたけど、この頃は「ぎっしりの予定」に興味がない。

今となっては、あの頃、スケジュールに追われるようにとにかく「〇〇をしなければ」とムキになっていたように思う。

まるでゲームのようにひとつ完了すればまたひとつ増えていく。達成感も束の間、すぐ次の課題が落ちてくる(と言うよりもひっぱってくる)あの感じ。短い達成感に浸っている間にすぐに追いつかれる焦燥感。キリがない。

でも、そうやって日々過ごすことに何かしら意義があるものと信じようとしていた。

疑うことが怖かったから。人生には意義や意味があるに違いない。自分はこのままで終わるはずがない。もっとやらねば、もっと頑張らねば。

でも、それが実は自我が生み出すストーリーだったと気づいた2021年。



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何者でもなく、何物になる必要も何者である必要もない。

どうやらそれで完璧だったらしい。何かに追われて怯えるように走っていたけど、実際は何も追いかけてはこなかった。

ただの幻想。

夢を見ていただけだったらしい。でもまだ目覚めきってはいない半うつつ状態。

色即是空、空即是色。

ものごとに白黒つけず、ものの見方が限りなくゼロの視点になれば、どこにも何も存在しない。

けれど、その幻想そのものは、どこにでもあり何でも存在する。

ほんとに不思議な世界。

こんな感じですが、今年もよろしくお願いいたします。















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