子供と一緒に行列に並ぶときの思いやり
秋に入り、今年も子供向けのイベントなどのお知らせが貼られる時期となりました。
わたしも子供が小さかったころには、このような科学イベントや、行ったら駄菓子とかちょっとしたおもちゃがもらえるお祭りとか、そのようなところへよく連れて行ったものでした。子供が中学生になるまでは。
ただ、子供が小学校を卒業するタイミングでコロナウイルスが流行り自粛ムードとなっていき、中学生になり頻繁に親と行動することも少なくなったので、それ以降あまり行かなくなりました。
子供向けのイベントでは人気のある遊びや体験には必ず列に並ばなくてはならなくて、私たちにとっては普通のことのように並んでいますが、外国の方から見れば日本人独特の光景らしいですね。
親ひとり子ひとりなので、いつもそのような行列に並ぶときにはわたしと子供は2人で仲良く並んでいました。もう少し家族の人数が多ければ、並んでいる途中でトイレに行きたくなった時に交代で順番をキープしながら行くことができたのですが、私たちはあらかじめトイレの用事を済ましてから並ぶようにしていました。
でも時々、後ろに並んでいる人が順番キープしておくから行っておいで、と、見ず知らずでも声をかけてくださる方もいらっしゃって、とても助かったこともあります。
今朝通勤電車の中で、わたしも以前子どもと一緒に行った科学イベントの広告を見つけました。
今年もやるのか~と思いつつ、わたし達が参加したころのことを思い出しました。
ある体験ブースで子供1人あたり5分ほどの時間を要するものがあり、その時にはたくさんの行列ができていて2時間ほど待たされた記憶があります。
これだけ長い時間待つと、順番が近くなってくると前に並んでいる人の人数を数えて、あと何分くらいだなと子供と話して長いこと待ったわが子も、よく頑張ったな~と思いながら楽しみにしていました。
しかし、いざあと3人くらい、、となったところで、前の親が子供たちを5、6人呼び戻してきたんですね。2家族で団体で来ていたのでしょう。
さすがに私もこの時は頭にきて、顔に出てたと思います。
ここのイベントは他にも体験ブースがあったので、当然前の5、6人の子たちは待っている2時間の間、他の体験で楽しんでいたと思います。なんだか自分の子が可哀そうに思えてきたことを思い出しました。兄弟のいる家族って、こういう時に強いんだ。
そんなことがあったので、ここの科学イベントにはそれ以降いかないようになりました。
でもまあ、今の時期なら人数制限や抽選制となっているはずなので、わたしの経験したモヤモヤな気持ちにはならないんだろうな。
今朝の通勤中に思い出した出来事でした。
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