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世の中の、空模様(5/26)

世の中に漂う人のココロを、

Aymieが感じるコーナーです。



ピンときたら採用だし、

こなかったらスルーしてくださいね。



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金曜日の夜くらいから漂う、

鉛のようなおもさ。



濡れたシャツが肌に貼りつき、

重くなったジーンズを着ているような。



私の心の、

一番弱いところを引っ張って、

いっしょに落ちていこうとする力。




ときどき、

梅雨の間の晴れ間みたいなものに

なんとなく救われる。



今夜はそんな晴れ間のように、

ゆっくり夜を楽しめそうな気分。


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緊急事態宣言が解除されて、

非日常が終わったと思っていたのに、

バラバラとそろわない、心の足並み。




「こうだよね」


って持ち合っていた感覚が、


無残にも崩されたことに

気づかされる苛立ち。



無言でわかり合えるものの喪失、

以心伝心の喪失。



新たな日常とは、

「これまでの日常ではなかったんだ」

と、

ようやく気づいたぐったり感みたいな。




「今までの感覚じゃない」


って、ストレスだし、


まだまだ続く変化に、

イライラしたり、

誰かを非難したくなったりすることも

あるかもしれない。



そういう時って、

「変わらないもの」が

大切なのかもしれない。




里山や川辺、海や、花や、

月の満ち欠け。




「変わらないもの」は、

私たちを落ち着かせてくれる。




あなたがあなたに還る

「かわらないもの」、

探してみても良いかもしれません。




先ほどの「雲置紙」にも、

「かわらないであるもの」を

テーマに書きました。




こういうグラグラした日常の中で、

幼い頃の愛の体験は、

人に生きる力を与えてくれる、

と、思うのです。


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