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ショック・オブ・ダリ

モロダシキンタマもとい
日本が誇るべき諸橋近代美術館に
ちらっとぶらっと行ってきた。
ゼビオの創業者である故・諸橋廷蔵さんが
ダリ好きでありゼビオの上場益で
ダリコレクションをゲットしてくれた結果
アジアで唯一のダリ常設美術館が
福島県の裏磐梯にあるのでR!
2回目の来訪であるが今回の企画展は
『ショック・オブ・ダリ』っちゅーことで
当時ダリに影響を受けた
日本の画家達の作品が展示されていた。
ダリの作品から展示されていて
最後のコーナーでずらっ〜と
ジャパニーズアバンギャルドの
作品が飾ってあった。
ダリの影響が垣間見える作品を
選んだこともあるのだろうが
シュルレアリスムを感じさせ
ダリが良く用いたダブルイメージが
絵画に展開されたりしていた。
中には亡くなった年が1945年で
太平洋戦争で海外で戦死した
日本の画家の方も何人かいた。
彼らはダリに影響を受けただけでなく
独自の作品もつくっていたのだろう。
それぞれの人生があったのだ。
企画展ではダリが当時どのような媒体で
どんな感じで紹介されていたのかを
明らかにするべく
当時の雑誌や書籍などが並べられていた。
インターネトッが無かった時代
それらを見てまさに当時の日本人が
ショックを受けたであろうことが
ヒシヒシと感じられた。
作品と同じくらいにそこに熱量を感じ
PSYCHOでサイコーであった。
ダリは絵画だけでなく
執筆、彫刻、オブジェ、宝飾デザインなど
あらゆるカテゴリーの作品を残した。
チュッパチャプスのロゴマークも
ダリがデザインしている。
作曲はしていないようだが
超オールマイティーである。
ダリにはアナ・マリアと言う
妹がおり溺愛していたが
妹が『妹から見たダリ』と言う本を出し
ダリの私生活を暴露して大喧嘩になり
絶交してしまったそうだ。
「お兄ちゃん、いつも狂人染みたこと
やってるけど家では超マジメじゃん」と
言った結果ダリ激怒である笑。
家では狂人
外に出ると超マジメ君よりは
全然イイと思うのだがどうだろう。
とにかく本当にイイもんを観たっ!
ありがとうモロキン様!

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