マガジンのカバー画像

とあるオフィスの電子書籍

7
電子書店員のお仕事日記。
運営しているクリエイター

記事一覧

とあるオフィスの電子書籍 #7

業務時間内にするどんなことも、
漫画に着地させれば業務の一環とみなせるのではないか?

という一大仮説が浮上した。本編に入る前に書く。



出勤直後に、同じテーブルの社員さんが、あるバンドをすすめてくれた。

「原因は自分にある。」

気苦労の多そうなバンド名だな……
と思ってきいてみると、これがとてもよくて驚いた。

率直にいって、

 キスマイ
 米津玄師(ハチの頃の)
 Nissy(A

もっとみる

とあるオフィスの電子書籍 #6

木曜。突然ですが、

「死にたい死にたい死にたい死にたい」

と書く仕事をして、なんか一皮むけた気がする。
今日はていねいな言葉遣いを心掛けている自分にしては思い切った。

私生活では絶対書かないし、思ったから書いたわけでもないのだが、
仕事でこれがいいということで打鍵して入力した。

すると、不思議なもので、これをきっかけに、今日のアプリ書店員業務がスルスルと進んだ気がするのだ。
大勢の注意をひ

もっとみる

とあるオフィスの電子書籍 #5

水曜。
プロダクトとコンテンツ中心の楽しい曜日になりつつある。

朝は開発チームと書店員チームで共有会。
昨日急きょ依頼をいただいたもんで、
朝ちょっぱやで資料つくってざっと共有。

午後はほぼずっと漫画を読んでた。
同業でも他業種でも、「商品研究」をどうやってるのかはとても気になる。
とくに、自分の好きな商材をあつかう会社でのケース。

そしてひさびさの残業。さほど苦にならなかった。
2019年

もっとみる

とあるオフィスの電子書籍 #4

今日は久々の出社。わりと通常どおりの業務内容。
アプリで並べる本を入れ替えたり、新しくリリースされたプロダクトや施策の効果測定をしたり、頼まれた数字を拾ったり。あと、火曜で会議がちょっと多かった。

電子書店員としてのぼくの1日は、アプリで配信している無料コンテンツのPV集計からはじまる。
話・冊などの配信タイプごとに、どの作品がどのくらい読まれたのかを集計して、社員に共有する。

一見なんでもな

もっとみる

とあるオフィスの電子書籍 #3

今日はじめて喫茶店でリモートワークしてみたんだけど、ものすごいエクスタシーを感じた。これまでにないくらいの最大級のやつを。

どういうことかというと、構図がいい。ただそれだけ。

いつもなら、会社がもってる情報に会社の中からアクセスして、アプリに並べる本を選ぶなどの編成業務をおこない、社会に発信するという流れ。

だけど今日は、
発信先である社会の中から、社会に身を浸しながら、そこで自分が本を選

もっとみる

とあるオフィスの電子書籍 #2

今日は人気漫画の無料キャンペーンに合わせてプッシュ通知を送るための仕事をした。

戦国時代にタイムスリップした一流料理人が……と書いただけで、タイトル特定できそうですが。

「これ、今なら無料でたくさん読めますよー!」

っていう通知の文面をこねこね考えたり、

アプリ内のパネルやダイアログでも通知するべきか?といった判断を、エンジニアと相談しながら決めていく業務。
あ、今日から日曜まで、何某のシ

もっとみる
とあるオフィスの電子書籍#1

とあるオフィスの電子書籍#1

サクッと書きたくなる & 人に読んでもらえそうなテーマがほしくなったので、電子書店員の日記コーナーをはじめてみたい。

電子書籍サービスを提供する会社に勤めはじめた、新社会人の記録です。
1回につき最大3トピックというサイズ感で更新しようと思う。
(毎日書くとは言ってない)

とりとめのないことしかここには書けませんが、
へぇ~と思って読んでもらえるとうれしいです。

①「モエッ」と鳴く生きものB

もっとみる