エンジンを掛けてアクセルを開ける
ハンドルを持つと性格が変わる。
これはある物に対して「エンジンが掛かる」とは少し違うかもしれませんが、私にもその様にエンジンを掛ける物があります。
それは、ボールです。
子供達が赤ちゃんの時、寝返りが遅くても発語が遅くてもあまり気にならなかった私。
しかし子供達にキャッチボールをねだられたある日、カチカチに空気の入ったドッジボール用のボールを握った瞬間、私のエンジンは唸りを上げ、そして自動的にギアへ入ってしまいました。
まだ子供達は上手に体の動かし方を知りません。