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昔、家の電話には謎のカバーが付いていた。

昔、家の電話には謎のカバーが付いていた。

そのカバーは高確率でレースなのであります。笑

さてさて「固定電話恐怖症」って聞いたことありますか?読んで字のごとく、固定電話が怖いらしい。

確かに。電話というのは受ける側の都合を考えず、いきなり鳴り出すモノなのであります。ある意味、怖いよね。

かけてくる相手が誰か分からないから出たくない。だって、怖いじゃん。
自分の手を止めて電話対応する意味が分からない。だって、効率悪いじゃん。
そもそも電話自体が苦手だから無理!メールで良いじゃん。

…ってな感じで、恐怖の理由は人それぞれ。
とにかく電話をかける、受けるといった行為に苦手意識や恐怖を感じる状態を言うそうな。

その背景にはメールやSNSのメッセージ機能の普及があるんだとか。声よりも文章でのやりとりが増え、電話でのコミュニケーションが減っているらしい。
電話で話した方が早い!という感覚は、もはや大昔の話ですか…?

確かに、誰から電話がかかってくるか分からないけど、かけてる側も誰が出るか分からないドキドキ感があります。携帯が普及する前、友達との連絡方法はお互いの家の固定電話のみでした。しかも、必ず友達が出るとは限らない。笑

気軽な気持ちで電話して「もしもし?」と電話を取った人が友達のお父さんやお母さんだった時はプチパニック。
「あ、あ、あのっ。お、お、同じクラスのミーアキャットです。○○ちゃんいますか!?」って急に緊張したり、頭真っ白になったり、ラジバンダリ。

あと連絡網や部活、委員会の連絡などで男の子から電話がかかってきたときの家族の動揺っぷり。笑
電話を切った後の「お、おい。今の男は誰なんだ??」感。そんな時代。

良くも悪くも対人スキルが上がるアイテム。それが電話なのであります。

そのうち相手と話す方法は電話からテレパシーへと移り変わる。「念じれば通じる」の世界が実現するはず。
意識だけで意思疎通が可能となる時代がすぐそこまで迫って来ている。超能力を駆使して超現実の世界を生きる。

そうなる前に、固定電話の受話器を全てロブスターに変えよう。重力に逆らうダリ先生のヒゲも電話のコードのようにクルクルになることでしょう。笑

そういや、ギターのシールドに「カールコード」っていうのありませんでした?電話コードみたいにクルクルしてるシールド。あれに無性に憧れた時期があったことを思い出しました。


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