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呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。

週末の朝は予定がない限り、ゆっくり起床のミーアさんです。
ゆっくりというか、起きられない。
いや…起きたくない!が正解かもしれない笑。
 
わたくし、NHKの「日曜美術館」が好きでして。
俳優の井浦新さんが出演していた時は毎週見ていたのですが、井浦さんがずいぶん前に番組を卒業してしまって。
ここ最近は気になるテーマの時だけ見るという感じになっています。
 
一応「今週は何かな~?」って番組のチェックはするんです。
そしたら、なんと今週のテーマがシュルレアリスム!!!(再放送だけど)
それに気付いたのが放送開始2分前。慌てて録画予約。
 
放送開始と共にバックに現れたのは諸橋近代美術館!!(只今、冬期休館中⛄)
コチラはアジアで唯一のサルバドール・ダリ常設美術館で、福島県にあります。何度も足を運んでいるお気に入りの美術館のひとつです。
 
美術の楽しみ方を展覧会場で実践的に学ぶという特集。素晴らしい!!
第一次世界大戦を経験し、理性や既成概念に疑問を抱くようになった芸術家たちが「無意識」や「深層心理」の世界に新たな芸術表現を見出そうとしたのがシュルレアリスム。
1920年代半ばごろからダリやマグリット、エルンストら数多くのシュルレアリストが思い思いの作品を世に放ちました。
 
今回は美術史家の三浦篤さんと脳科学者の中野信子さんがシュルレアリスム絵画の鑑賞のポイントと魅力をひも解く形式。
放送時に開催されていた企画展は「生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー」
もちろん我が家も行きました🎨
 
タイトルを見ずに作品を鑑賞し、どんな印象を受けたのか
自分がタイトルを付けるとすればどんな名前にするか
作品が生まれた背景、絵画の色や配置が脳に与える影響など
様々な角度で絵画を読み解く1時間でした。楽しかった。
 
こういう授業、子どもたちにもやってほしい!!
5教科も大切だけど、絵画や音楽でも何でも芸術作品や歴史的・文化的な遺産を見て感性や五感で何を感じたのか、そういうの意識するの大事だと思うの。
物事を感じるのに正解、不正解なんて無いし、思ったことを思うがままに受け止めるってなかなか難しいことよね。
さらに自分自身の想いや考え方、価値観に気付いてそれを言語化するところまでいったら最高。
 
夫婦そろってパジャマ姿。リラックス休日モード全開なのに朝っぱらからシュルレアリスムについて語りまくった日曜日でした。
シュルレアリスムも好きなんだけど、なんやかんやで私はキリコの形而上絵画に惹かれるんだよねぇ。
 
ここ最近、たまたまミロの版画展を見つけたり、シュルレアリスム特集を見つけたり。
なんだか呼ばれている感じがしますよ。最高ですね。
 
ダリ先生、呼びました?笑
もしダリ先生が令和に存在していたら
生成AIやSNSを駆使して、さぞかし素っ頓狂で楽しい世界を生み出していたかと思うとワクワクします。見てみたかったな。

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