見出し画像

悪い言葉の「感情」はスルーして「事実」を受け止める

「あなたといてもつまらない」
学生の時に付き合っていたパートナーから。

「おまえといると落ち着くわ」
社会人になっても交流が続いている友人から。

どちらも”直接”言われた言葉。

上の時は1ヵ月ぐらい引きづったし、
下の時は帰り道の電車内でニヤけて変人となっていた。

本当に言葉って人の気持ち良くも悪くもするよね。

+++

どこかの本で読んだ。

人からのメッセージは「感情」と「事実」に分けられる。

「○○の人を思いやるところ好きだよ(私も一緒にいて楽しい)」

こんなセリフだったら、
事実は「○○は人を思いやれる」
感情は「私も楽しい」

事実も感情も好意的なメッセージはどちらも素直に受け止められる。
事実ポジ(ティブ)&感情ポジ→〇

他の場合はどうだろう。

事実ポジ&感情ネガ→△
表面ではいいことを言っていても裏で意図があるケース。
その意図が分かると聞いていてあまり気持ちよくない…。
事実だけ受け止めればいいのかも。

事実ネガ&感情ポジ→△
これは相手の気持ちが分かるかどうかで印象違う。
ああ、本当に自分のことを想って厳しいことを言ってくれていると気づいた時点で、シビアな内容でも浸透していく。

事実ネガ&感情ネガ→×
もはや単なる悪口。
直接的なメッセージはもちろん、
「あなたの事を思っていうけど…」
愛があるようにみせかけるこんなセリフもあるだろう。
ツイッターの炎上などでもよく見かける。


感情は分からないことがあるけど、事実はわかる。(誤解しない限り)

どんなに悪意あるメッセージもいち意見として受け止めてみる余裕もあっていいのかも。

直しようがない言及ならスルーしていい。

直しようがある、直したいことなら事実だけ受け止めてみてもいいんじゃないかしら。


生徒指導をしていて、「大人になって心から叱ってくれる人少なくなったなぁ」と思いながら。

どなたか私を叱ってくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?