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背景が知ると吸収できることが100倍になる

この前、所属しているコミュニティのお茶会に参加してきた。

メンバーと一緒に昼食を食べ、一緒にお茶を飲み、一緒に夕食と食べた。
昼から夜まで濃厚な時間を過ごすことができた。

背景を知ると理解が深まる

普段ネットで発信をみている方と会えるのはなんだか新鮮。ちょっぴり緊張。

「ただ単純になんとなく話して終わりにしてほしくない。」

こんな趣旨の話を最初にしてもらった。
メンバーに何かを持って帰ってもらえらば…との主催者の方の愛情を感じた。

・食事する場所ができた背景
 地元で働いている社員さんや地域の塾の生徒さんも集まる食堂。身体に優しい食事を…との想いから、すべて無添加・化学調味料なしの料理を提供している。
・お茶の背景(若干うろ覚え…)
岩山で囲まれた中国の武夷山市で採れた「武夷岩茶」というお茶。
種類は「鉄羅漢」。羅漢(=修行を終えた僧)のような樹木の形で、飲むと病を治し鉄のような心もちとなることが由来らしい。

こんな話を主催者の方、お店のスタッフの方が丁寧に教えてくれた。

そして、自己紹介では

・参加するメンバーの人生という名の背景

を知った。
順風満帆に歩んできた人はおらず、みんな生き方に違和感やモヤモヤをもっていた。出てきた葛藤や悩みをみんなで話しあったんだけど、
話しての歩んできた道を知ってから聞いているからひとつひとつ心地よく重たかった。

そんな”背景”を知ると、
スマートフォンでみる無機質な文字、なんの思い入れもない食事と違い、
発する言葉や食べている食事、これらに”色”がついた。

「こんな想いで作っている料理なんだな…」
「険しい人生を歩んできたからこそ紡ぎだせる言葉なんだ…」

感じるものが100倍違った。
目の前に相対しているモノやヒトに感謝が生まれた。

食わず嫌いをしているコトの背景を知ってみると思いがけない発見があるかもしれない。人の直感なんて、今までの生きてきた個人のデータによるものなんだから。それを打ち破ることがあっても不思議でない。

普段の食事や人との対話も、表面で判断せずに背景を考えてみたい。
その視点があるだけで生活に彩りが出てくると思った。

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