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「今まで」より「これから」にスポットを

初めて定時制高校の説明会へ参加してきた。

教室に通っている生徒で不登校の子がいて、進路相談の幅を広げるため。

定時制課程の定義は
「夜間その他特別の時間又は時期において授業を行う課程」

おおぞら高等学校HPより

通いたい時間を決められるため、学力に大きな不安があったり、学校に行けていない子が進路として選択するケースが多い。

保護者向けの説明会も、学校の紹介や入試の仕組みはもちろん、
「未来」についての話をたくさんしていた。

過去(合格実績)や現在(学校の取り組みなど)は聞きなれているためすっごく新鮮。

先生の発言にも熱がこもっている。

「今までは、学校に行けないことや勉強についていけないなど、うまくいかないことがあったかもしれません。」

「そんな子たちも徐々に自立して社会へ羽ばたいていきます。そうなれるように私たちがサポートします。」

塾関係者はほとんどいなくて保護者・子供たちは淡々を聞いていた。
自分は先生のその想いに一人勝手に眼球を潤ませていた。

表面をなぞうるようなセリフじゃなくて、本心からいっているように感じるんだもん。

ちなみに、入学した生徒(8割が不登校経験者)の内3分の2が卒業しているそう。全く通えていなかった子がここまで卒業できるのは数字としても高いのかなと思う。

学校に行けなくなる理由は人それぞれ。「なんとかしたい!」って気持ちは同年代と比べて強いように感じる。

だからこそ、希望の道を一緒に見つけ、一緒に歩いていきたいよね。
変えたいと思った瞬間が成長の第一歩だからさ。

「今まで」過去の話よりも、「これから」未来の話の比重を増そうかな。
希望ばかりでないけど、将来の、理想の話なんてワクワクしちゃうよね。

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