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やってもらって「当たり前精神」はポイしよう

美容室でのカットタイム。
髪が生まれ変わる過程でもあるが、自分にとって恋愛の勉強の時間でもある。

いつも担当してくれる美容師さん(30代後半男性)は恋愛経験豊富。20代の頃はモテたい一心で行動しまくっていて、女性から刺されそうになった修羅場も多数経験したらしい。

髪型の相談もするが、恋愛の近況報告もしている。聞いてもらうだけでなく、人生の先輩として、第三者の意見をもらえる貴重な場だ。ありがたい。

「彼女とはどう?」
この一言から恋愛の話が始まり、前に付き合った彼女とは別れたことを理由を添えて説明した。

一通り話をし終えた段階で、
「女性という立場に甘んじて見返りを求める人だね」
とズバッと切られた。

・割り勘はあり得ないと思う別れ際にダメ出しする
・髪を切ったことに気づけないことに怒る
主にこの2点からそう感じたらしい。

※自分の非については前回すでに反省済(^^)

当たり前精神とは

会計は男性が持って当たり前、変化(髪型)に気づいて当たり前。
自分を棚に上げて、人には過剰な見返りを要求する。

こんな「当たり前精神」を持っている人とは付き合わない方がいい。
とアドバイスをもらった。

文章にすると、刺々しくぶっきらぼうに聞こえるが、自分の話を聞き、性格を知ったうえで言ってくれている。(と思う!)

相手の当たり前のこちらは過度な負担なく提供できる場合はいい。
変化に気づいてほしい…との当たり前には敏感な人であれば気づいて伝えることができるだろう。

「でもそんなタイプじゃないでしょ?」
こう言われる自分のような人はプライべートで常に気を張っているのは困難だ。そんな疲弊する関係などいるだろうか。

こんなに学びがあるなんて失恋してよかったとつくづく思う。
(強がり半分)

やってもらって「当たり前」か「ありがとう」か

今朝のツイッターのタイムラインに
「JALの利用者に水と軽食をご用意しています」

「JALのみなんて視野の狭い会社だ、空港の対応はどうした」
といった声を見た。

本当に恐ろしい。
善意で提供してくだっているサービスも、やってもらって「当たり前」。
やらない会社は失礼と思う思考回路には脱帽だ。

育ってきた環境が違うため、付き合う人に対して求めることは違うだろうし、正解もない。

でも美容師さんの話を聞いて「当たり前精神」の人は男女問わずご遠慮願いたいし、そんな人にならないよう気を付けたい。

平気でうぬぼれてしまうからな…。

どんな時も、やってくれたことや気づいたくれて純粋な気持ちには「感謝」できるようにしたい。サンクス!

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