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筋トレやボディメイクはデザインであるべきかアートであるべきか

最近、何かとデザインすることが大事という記事を見かけて気になって調べてみました。筋トレもデザインが大事という記事もちらほら見かけたので僕なりの解釈も書いてみようと思います。

まずデザインとアートの違いなのですが、"デザインは計画から成り立ち、アートはより多くの感情と、より少ない考えから成り立っている"という認識です。デザイナーの方はクライアントさんの要望を聞いたうえでロゴやイラストなどを作り上げていくそうです。アーティストの方は自分自身や自分の考えを表現するために作品を創り上げていくそうです。簡単に説明するとそれが計画なのか感情なのかってことだと思っています。僕がこういう認識を持った上で話しているという前提で読み進めてください。

よく見かける筋トレデザイン説の記事では、"筋トレはデザインで決まる。アートでやっていたら怪我のリスクも高まるし効果も出にくい。"などと書いてあることが多い。しかし、僕はそうは思いません。筋トレにデザインが必要であることには間違いないですが、アートも必要です。

筋トレやボディメイクにおいてデザインとアートを考えるうえで大事なことは順序と割合だと思います。

では、もう少し詳しくお話していきたいと思います。まず筋トレやボディメイクを始めるときにデザイン(計画)することは必須です。デザインしないで始めても効率が悪いですし、怪我のリスクも高くなります。これは一般的な筋トレデザイン論で言われている通りだと思います。適切なトレーニング頻度、トレーニング種目、重量、回数、セット数、レスト時間、フォーム、食事、睡眠などなど…考えなければいけないことはものすごく多いです。なので、筋トレやボディメイクにおいてはデザイン→アートの順で進めてていくことが良いでしょう。

では、このアートの一面が筋トレやボディメイクにおいてどんな時に必要かというと基礎が身についたタイミングかと思います。筋トレのフォーム、食事の摂り方、睡眠などの生活リズムなどの基礎がしっかりとできるようになるとやり辛さや違和感を感じることが出てくると思います。正しいフォームでできているはずなのに狙った部位に上手く効かないとか、カロリーコントロールしているのに体重のコントロールが上手くいかないなど…もちろん、ちゃんとできていないからという場合もありますが、中には全てちゃんとできているのに思うような結果が出ない人もいると思います。そんな時に必要になるのがアートです。少し考えれば当たり前です。人間の体はそもそもみんな同じじゃないので1人1人やり方が違ってきて当然です。骨の大きさや長さ、筋肉の付着部、長さ、硬さ、筋力、腸内環境、生活リズム、生活スタイル、性格など全て違います。なので、トレーニングにしても食事管理にしても自分の感覚を頼りにアートしていくことも必要です。ただし、デザインしてあること前提です。最初からアートでいくのは御法度です(笑)なので、順序はデザイン→アート、割合としてはデザイン:アートが基本的には7:3くらいなイメージが良いかと思います。経験を重ねていくとアートの割合を増やしていっても良いと思います。それで、上手くいかなかったらまたデザインの割合を増やしてみる。そんな具合に筋トレやボディメイクを進めていくと理想の体に近づけると思います。

補足ですが、ネットで筋トレやボディメイクを調べる時にこの人はデザインで語っているのかアートで語っているのかを気にしながら聴くと面白いかもしれません。アートしか語らないやつはあまり参考にはならないです(笑)ただ、アートを語ったほうがバズりやすいんですよね…デザインをアートっぽく語れれば、、、なんて(笑)

それではまた!

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