文章力よりも大切なもの

「自己開示力がすごいよね。それは何よりの強みだと思うの。」

先日、憧れの女性にそう言ってもらえた。(その方は私のことをいつも応援してくれる。なんてありがたい。)

「うわあ、ありがとうございます。当たり前にできていることなので、こんな風に言っていただく機会がないと気が付かずに見過ごしてしまいますね。」

「自分の強みって自分じゃなかなかわからなかったりするものね。ふふふ。」

そうなのだ。
自覚していなかったけど、私は長年の接客業で培った笑顔の他に、自己開示力という強みがあるのだ。

ここのところ「書く」量をこなしている。とても書いている。
そして駆け出しの身ではあるが大きなことに気付いた。
きっとライターとかブロガーという職業はこの先もずっとなくならない。うん、なくならない(はず)。

だって、書く人は自分をさらけ出すことが重要だから。きっとAIにはできない。まあ、ドラえもんなら心を打つ文章を書けるだろうけど。(彼の名言は私のバイブルだ)

仕事柄、自分の想いだったり経験談だったりを語る場面がたくさんある。
どれだけ見栄を張らずに等身大で自分の言葉で書くか。これってすごく重要なことなのだ。

文章を書くのが苦手だとか表現するのが難しいという人がとても多いが、一番に必要なのは文章力ではなくて、自己開示力。
いかに自分をさらけ出せるかどうか。じゃないと気取った文章になる。よそゆきのそれは心打たれることはない。どこかで借りてきたようでなんだか嘘くさい。

読む人が読んだら恥ずかしいくらいにすぐにバレるんだから。
ルックスが見える中身であることと同じで、文章も読める中身なんだなって思う。
どこかのいい言葉を借りて取り繕うだけじゃ読んでいられなくなる。伝わらない。

いびつな文章でも熱量を感じて心惹かれることってあるもの。

書く仕事に、こんなにも必要なスキルだとは思わなかった。
ブログを始めてからライターになったのは順当だったなあって思う。
地道に自分の言葉で自己開示してきたから。いきなりライティングから始めていたら挫折していたと思う。カッコつけてばっかりで楽しくなくなってすぐに書けなくなっていただろうから。

苦しくなる時もあるけれど。
それでも私はやっぱり、自分について書くことが好きだ。

「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!