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ボール⊿ライフ033 : 応援 (中学校/背番号)

1. クレーム

 3年生の先輩が部活を卒業となり、文部科学大臣賞の戦いが始まった。1年生と2年生のみで人数が少ないので、初めて背番号がもらえた。嬉しそうに背番号を自慢し、妻に縫ってもらった。しかしながら、付ける位置が低すぎる点と、巾着袋みたいにくしゃくしゃに縮んでいる点を、先輩に指摘されたそうで、帰ってきてから妻にクレームしていた。

2. 運動場

 1回戦の会場は、円蔵中学校の運動場だった。茅ケ崎市立の中学校ながら、照明が完備されており、暗くなっても試合可能な設備が整っていた。初めて妻も見に来たが、運動会と同じで、開始時間に間に合わず、遅れてやってきた。勝てば2試合連続のダブルヘッダーであったが、2年生の1人が熱中症で倒れて救急車で運ばれ、2試合目は急遽中止となった。

3. スコア

 息子はどこにいるのか探すと、ベンチでスコアブックをつけていた。1年生で書き方をマスターしているのは息子だけで、監督から大事な仕事として託されたそうである。こちらから見ると、ベンチで1人座って、夏休みの宿題をしているようであった。見事勝利した終了時の挨拶も、チームの列には並ばずに、ベンチ前で監督の隣で立っていた。

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