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地方メディアにネットワークを作る具体的な方法も公開!

みなさん、こんばんは!一昨日の記事では、地方メディアへの広報活動の実際の成果について触れましたが、あの成果はもともとネットワークを持っていたからこそ得られたものだったので、今回は、そもそもどうやって地方メディアとのパイプを作ればいいの?という点で描いてみたいとおもいます。

あくまで私の体験談ですので、他にも方法があると思いますよ、ということだけ冒頭に申し上げておきたいと思います。

記者クラブを上手に使おう

結論から言うと、これに尽きるなと私自身感じます。記者クラブは、全国各地に存在していて、「私の会社、ニュース持ってますよ!」ということをそのままメディアさんに伝達できる極めて効率的なプラットフォームだと思います。

首都圏の場合だと、企業数が多いのでハードルが高いかもしれませんが、首都圏以外に関しては、首都圏と比較すると全体の企業数も、上場企業数も少ないので、掲載ハードルが物理的に低いはずです。(決して首都圏と地方の良し悪しを言っているのではなく数の違いということです)だからこそ、「記者クラブ」をちゃんと活用しましょう!ということです。

とはいえ、使ったことがないとどうしたらいいのか?さっぱりわかりませんよね?

地域の記者クラブを調べる

そもそも記者クラブがよくわからない!という方は、ぜひPRTIMESで勉強しましょう!ここでは記者クラブという存在は理解している前提で手順を先に進めます。

まずは活動拠点になっている記者クラブを調べてみます。基本的には、県政記者クラブ・市政記者クラブが存在しますので、電話番号をGoogle先生に聞いてみます。おそらく秒で見つかるので、そこへ電話してしまうのが早いと思います。

(電話口で)
XX株式会社のXXと申しますが、そちらに投げ込みをしたいと準備をしているのですが、持ち込みの場合は何部ご用意すればよろしいでしょうか?また、郵送も可能ですか?

と、聞いてみます。すると「XX部用意してください、郵送でも受け付けてますので同じ部数用意して送ってください」とか言ってくれるはずです。
あとは、投げ込みしたいプレスリリースを言われた部数分コピーして、実際に持ち込むか、郵送すればOK!すると、記者クラブに所属している記者さんたちがそれを読んでくれるのです。

その記者クラブにどの媒体が所属しているのかも調べれば大体出てきますので、事前にチェックすることをお勧めします。地域性の高いネタであれば、大抵どこかしらの媒体から連絡が入りますので、それで取材や掲載が獲得できてしまいます。

コンプリートまでやり切る

で、問題はここからです。一度で根こそぎ全媒体から連絡が来ればいいのですが(私は一度、根こそぎ会見に呼んでコンプリートできたことがあります笑)、そうは行かないので、その時に、どの媒体からは連絡が来なかったのかをしっかりチェックしておきます。また、一度コンタクトできた記者さんの連絡先もしっかり保管しておきましょう。この投げ込みをプレスリリースの度に繰り返せば、2〜3回でコンプリートできるはずです。

そうすれば、以降は直接アプローチして「こんな商品を企画中です」とか「こういうイベントがあるのですが」とか、個別に提案ができるようになります。この関係性まできっちり持っていくのがとっても重要です。

こういうコミュニケーションをとり続けると、「今回は私じゃなくて、XXという別の部署のものが行きます」とか代打や別部署が登場したりします。すると、どんどんメディアリストが潤沢になっていくわけです!

すると半年もすれば、そのエリアでの広報は大きくカバーできるようになります!やったね!とはいえ、関係性は点ではなく線です。常にコミュニケーションをとり続けることが重要です。さて、参考になりましたでしょうか?地方で広報がうまくいかないと悩む方は、多分投げ込みの経験がないのだと思います。ぜひ一度トライしてみてください!

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