ヨガクラス中の仕草や言動で見抜く生徒の質

仕草で見抜く生徒の質について。

どうしたら、クラスを心地よく受けてもらえるか、勉強熱心な人はきっとこのnoteにたどり着いてくれたかもしれません。

ここでは

「より生徒が自分のクラスを心地よく受けてもらうために
いくつかのパターンに対する知識」
をお伝えしたいと思います。


私が初めてクラスを受け持てることになったとき、
アドムカシュバナーサナでキープしている生徒さんをみようと立ち上がって驚いた覚えがある。

そこにはいろんな癖が広がりまくっていた。

肩が曲がっている人、きゅうきゅうに狭くなるほど頑張っている人
伸びやかに心地好さそうな人、多分自信があるようにとっているけど、実はミスアライメントの人、常にきょろきょろしている人。

そして、それらのマット上で起こっていることと、
人柄がリンクすることが多いことにも気づいた。

なので、ここでは先生のために(?)私が感じた生徒のよくある質についてメモします。
※私調べです。あしからず。

●息を止めて頑張る人
・完璧主義の傾向がある。
・完成にこだわる
・無理しがち
・複数の指示を受け取るのが苦手。
・真面目な人が多い
・○○すべき、と思い込みがち
・主観が強い

助けになること
・全てを80パーセントでやっていいと伝える
・できなくてもいい(できなくても運勢も変わらないし、死なないよ、と言ったりする)
・楽しいクラスにする(冗談を言ったり、和ませる)
・真剣になりすぎない
・目の力を抜く(後頭部のあたりから見る意識)
・何を感じているかにフォーカスする

●アジャストしてもかちかちな人、動いてくれない人
・警戒心が強い
・仲良くなると自分を出せる
・納得できないとやりたくない
・ちょっと頑固ぎみ
・理論的な考えが得意
・恐怖心がある

助けになること
・無理に変えない
・押し付けない
・まずはできていることを伝える
・そのあと時間が取れるなら理論的にアドバイス
・そのポジションについてどう感じたか?聞いてみること

●アジャストされるとめちゃくちゃ頑張る人
・人の期待に応えようと頑張る、頑張りすぎる
・だから他人を優先することがある
・息を止める人が兼ね備えていることも多い
・人が好き
・クラス前や後に人と話すのも割と好き
・寂しがり屋

助けになること
・全てにアジャストしすぎない
・でも見ていること、頑張っていることを知っていると伝える
(今日〇〇でしたね、とか、〇〇いけてましたね!とか。)
・他の生徒とつなぐ
・息を止める人と同様でもある

●周りを気にしやすく反省が多い
・比較して自分を責めがち
・ネガティブ気味
・練習に来れないと罪悪感を感じている

●周りを気にしやすくできないことも無理してやる
・成長意欲が強い
・負けず嫌い気味。日常でも人と比べがち。
・怪我しやすい
・割と喜怒哀楽が激しい

上記二つの人の助けになること
・比較せず自分のことに集中することを伝える
・できていることを伝える
・ポーズ以外のヨガ(呼吸法や哲学の実践など)もおすすめする
・哲学的アプローチを含める(アヒムサ、ラーガとドヴェーシャ、アヴィニヴェーシャ)
・エゴや欲望自体にコントロールされないことを学んでもらう。


この辺、結構書いていて当たり前かもしれない・・・
というところ多いんですが、是非先生のみなさんは注意深く見てみてください。

また新たなデータがあるかもしれません。

複合的にこれらが起こっていることも多いです。


大事なのは起きている出来事をただ出来事として終わらせず、
「知」を働かせてみましょう。

なぜこの人はこうしているのだろう?

普段はどんなことをしているのだろう??

それがわかってくると、プライベートレッスンなんかは特に、どんな声を掛けるべきか選びやすくなります。

そしてグループレッスンでも心地好さを感じてくれると思います。

皆さんは自分の生徒さんのことをどれくらい知っていますか?

ちょっと思い返してみてくださいね。

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