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Regenerative Education研究中

自分が今行っているいくつかの取り組みが統合されるのは、「これからの新しい時代に必要な教育」という一つの考え方の中に繋がっていくと思っています。

ただ、それが、〇〇教育といった、特定のメソッドを表現するようなものではないので、何か良い言葉がないかと模索している中で、Regenerative Educationという言葉を見つけました。

その説明文を記録のために保存しておきます。

「現在の教育パラダイムは、教育の唯一の目的は、特定の社会の中で個人を教育することであり、国民をその国の文化的現実に統合し、その社会の価値観や道徳観を継承する経済の中で働く準備をさせ、訓練することである、という考えを持っている。
キャロル・サンフォードの批判的分析によれば "教育の役割は、個人を社会化し、社会を円滑に運営し、安定を保つための手段である" 言い換えれば、それぞれの社会の支配階級に適合する人々を形成することである。
この理論は、過去200年以上にわたって近代文化を支配し、国家の社会ルールを定義してきた。
私たちガイア・エデュケーションが支持し、さらに発展させることに専心している新しい教育理論がある。それは、私たちが新たな環境的現実に移行し、それに伴う社会的シフト、経済的変容、そして私たちが種として、また個人としてどのような存在であるかの理解に向かう中で、人々と地球に奉仕する教育である。
ダニエル・ウォールは、この新しい教育のパラダイムをこう表現している: 「再生文化のための教育とは、すべての人が、自分たちのコミュニティと地球のために奉仕し、その過程で自分たち自身のためにも奉仕する、独自の可能性を表現できるようにし、その能力を高めていく、人生を通じてのプロセスのことである。
https://www.gaiaeducation.org/news/a-regenerative-education-for-our-times/ より
ガイア・エデュケーションより

なぜ再生教育なのか?

再生教育とは、人生の進化の可能性を実現するための教育です。キャロル・サンフォードこの新しい考え方に基づくと、再生教育の目的は次のように言えます:

●個人全体(身体、心、精神)を段階的に向上させる。
●個々人の本質と、彼らが住むより大きな現実に組み込まれた学習者の生来の可能性を表現する。
●他者、地域社会、自然との、公正で互恵的な関係を継続的に培う。
●人と人が住む生態系との相互関連と相互影響の関係を尊重する。
●正義、公平、思いやり、協力を促進する。
●一人ひとりの個性と表現を尊重する。
●世代間のギャップを埋めるために、過去と未来、年長者と若者に知恵を求める。
●すべての人の「平和と繁栄」のための条件を創造するために、すべての人を高めることに目を向ける。
●多様性、包括性、寛大さ、創造性、革新性、そして私たちの集合知の成果に価値を与える。
●人生は反復的で変化し続けるものであり、変化こそ唯一の不変のものであることを理解し、進化によって現在の私たちがあることを理解する。

https://www.gerhardcenter.org/resources-and-articles/what-is-regenerative-education


特定の社会の価値観に個人を合わせる教育ではなく、宇宙や地球にある普遍的な真善美に沿わせていく教育、地球や地球で生きるひとり一人がつくるコミュニティを支えるための個人を育てる教育に変えていく必要があるかな。

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