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癒しと学び

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アロマセラピストとして活動をしているうちに、癒しというより学びの方が大事と気づいたプロセス、人間とは?人間の意識進化などについて。
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記事一覧

癒しと学び① 自分らしく生きること

癒しと学びは地続きにあり、これまでの自分の学びや経験を、もりとアートの学校で、もうちょっと形にしていきたいと思っています。でも、なぜか「どういうワークショップや講座にしようかな?」と考えると、頭痛がしてくるので、まずは、癒しと学びについての自分の中にあるものを文章化してみようと思い書きはじめました。 時間に縛られたくないぞ!という子ども時代 私は子どものころから、時間と場所に縛られることに関して嫌悪感があり、大人になっても会社に勤めたり、決まった時間に決まった場所に行くこ

癒しと学び② 治療ではなく、人間という存在に働きかけること

アロマセラピストとして仕事をはじめたのが1996年。しばらくは、以前やっていた取材して文章を書くというライターの仕事と並行していました。 癒しと学び① 自分らしく生きることはこちら マイナスからゼロにするだけではない アロマセラピストという仕事は、最初からこれになりたい!と思ってなったわけではなく、自然界のもの、石や植物がなぜ人を癒すかを知りたかったので学んだわけで、しかし、学べば学ぶほど奥が深くて、学びたいことがわいてくるという世界。そして、何かを学んだら実践してみた

癒しと学び③ ホリスティックな人間観 父の闘病と看取りからの学び

最初からこれを書きたかったのですが、3回目になってしまいました。 まずは、ホリスティックという言葉について。 ホリスティックとは? 日本ホリスティック医学協会のHPより 「ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康-health-という言葉自体が、もともと「全体」に根

癒しと学び④ 癒しとは全体性を取り戻すこと

healという言葉は、何かを「癒す」または「癒える」という意味の言葉です。後者は自動詞で、自ら癒えていくというニュアンスです。前回の記事でホリスティックの語源のお話をしました。もう一度、貼り付けておきます。 本来、人が癒えていくのは、「自ら」癒えることと言ってもよいでしょう。薬など、何か外的なものを使ったとしても、それに反応するのは人間自身ですから。 そして、healとは自分の全体性(whole)に戻っていくことでもあります。自分が自分であると認識しているものは、まだ全体

癒しと学び⑤ アロマとハーブが導いてくれた自然界とのつながり

癒しと学びは、私の中では繋がったひとつのもの。これからの自分のライフワークを考える時に、自分の辿ったプロセスから熟考していく必要があると思い、書き進めています。前回はhealという言葉が全体を表すwholeと語源が同じであることや、癒えていくことは自分の全体性を取り戻すことだというお話を書きました。前回の記事はこちら。 全体性、包括性をどうとらえるか?という中で、自分のボディ、マインド、スピリットという自分軸だけではなく、自然環境や社会環境といういわゆる横の軸も必要だという

癒しと学び⑥ 自分らしさは自然界が教えてくれる

自分が自然とのつながりを実感するようになるプロセスを前回書きました。 人生振り返ってみると、やってきたことは意外に無駄がないことが分かります。今、自分は何やってんだろう???、大丈夫か?と思っても、その結果はだいぶたってから、もしかすると、来世にわかる、なんていうこともあると思います。 大事なのは、たまに自分の位置関係を確認することと、自分の内的な意志にしたがって進んでいくことかなと思います。 さて、自分は「植物や自然界のことを人間に伝える」ということをしたい!ということ

癒しと学び⑦ 魂の計画

毎日こつこつ書こうと思っていましたが、ちょっと間が空いてしまいました。仕事が立て込んでしまったのと、自分の中で何か変化が起きたからと言ったらよいかもしれません。 魂からの答え というのが、このシリーズを書くきっかけだったのですが、途中から、自分の方向性が見え始めたというのがあります。瞑想の中で、とくに問いを立てているわけではないのですが、急に答えのようなものが降ってくるようになりました。 そのアイディアを形にしていくのにエネルギーを使っていて、この続きを書く時間がなかっ

占星学は魂を解放するための叡智

Astrology アストロロジーとは星々の言葉 占星術や占星学という「占」という字を、どうしても使いたくなくて、ここ数年、秘教占星学から学んだひとつひとつの星座の持つエッセンスを「星々の言葉」として伝えてきました。何か他にいい言葉はないかと思ったのですが、それでいいんじゃないかなということに気づきました。 astroは「星」「宇宙」という意味で、語源はギリシャ語のようです。-logyは「言葉」「言うこと」「学問」「~論」。てことは「占」という字は入れる必要ないわけです。

星々との対話

人間は魂とパーソナリティ(物質界にいる自分)の存在です。どちらの視点で物事を捉えているかにより、自分に起きていることに対する解釈や進むべき方向性が違ってきます。 そこが分からなくなった時に、占いなどを利用すると言ってもいいかもしれません。いわゆる、占いと言われるものは、どちらの視点で解釈するかにより、魂を閉じ込めるものにも、解放するものにもなり得るわけです。 しばらくの間、自分のやるべきことをクリアにしていくために、自分が仕事上、ずっとテーマとなっているい癒しと学びについ

植物と猫さまの下僕として生きる

先日の合宿で受け取ったことを元に、いろいろと言語化していきたいと思う。まずは、紆余曲折して結果的に植物の下僕になるという流れを自分の振り返りも含めて。 メディアとメディスン 植物の香りがもつ癒しの力を不思議に思い、学び始めたのがアロマセラピーだった。それが1995年。 その後、アロマセラピストとして仕事をすることになったが、その仕事には二つのラインがあった。一つは人間に向き合うこと、もう一つは植物に向き合うこと。 そして、それらの間をつなげていき必要な変化を起こすこと

Regenerative Education研究中

自分が今行っているいくつかの取り組みが統合されるのは、「これからの新しい時代に必要な教育」という一つの考え方の中に繋がっていくと思っています。 ただ、それが、〇〇教育といった、特定のメソッドを表現するようなものではないので、何か良い言葉がないかと模索している中で、Regenerative Educationという言葉を見つけました。 その説明文を記録のために保存しておきます。 特定の社会の価値観に個人を合わせる教育ではなく、宇宙や地球にある普遍的な真善美に沿わせていく教

ネイチャージャーナル+クリエイティブ

3日坊主の私ですが、19週目に入りました。 最近はまっているのが、ネイチャージャーナリングに端を発して始めた絵日記。ネイチャージャーナルだと、自然のものを観察して気づいたことを書かないといけない!という縛りになってしまい、続かなそうだったので、とにかく、日付と天気ぐらいは書くという最低限の決まりにした。そうはいっても、何かしら描いているので、1週間以上は続いた。なので、専用ノートを買ってみたところです。 そもそも、「地球の暦・魂の暦」シリーズは、自分の周囲の自然を見て気づ