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ここがどこなのか。

僕は自分の手のひらを見つめ
手を動かしてみた。

動く。

自分の身体。

だな。

じゃ この記憶は?

誰のモノだ?

確実に僕の一部を形成しているこの記憶は
いったい誰のモノなのだろう。

目の前にあるまたもや冷めてしまった珈琲をすする。

僕は昔から生きたくなかった。

死にたかったというわけではなく
ただ漠然と生きてるのがもうしわけなかった。

この記憶とこの想いはきっと繋がってる。

あれは僕だったのだろうか。

森に雨が降ってきた。

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