見出し画像

母の記録

月曜の午後、公園でシャカリキ遊んだ息子。
夕方に発熱してグッタリきつそうだったから
電話相談にかけたところ
熱中症の可能性もあるので
今夜中の受診をオススメしますって言われたので
夜間診療に行った。

水ぼうそうかも…!と医師に言われ、
一歳になったときに2回水痘の予防接種を受けているが、
1割ぐらいの子どもは水痘にかかるらしく、びびる。

そして、一応自分自身にも抗体があるか気になり、
親に電話したところ
「母子手帳ば見てん」とのことだったので
数年前に母親に渡された私の(?)母子手帳を開いてみた。

そこにあるのは21歳で母になった母の記録。
初めて妊娠が分かった日や受診日、
私が生まれたときの様子などが書かれていて
なんか不思議な感覚だった。

もう何も見えてないエコー写真は
顔をペンでなぞられていて
お腹の中にいた時代の自分の顔を見た。

生まれた後、1か月、3か月、半年
私もの様子や心配ごとが書かれていて
こうやって育ててきてもらったんだなと実感がわいた。

結局いちばん知りたかった水ぼうそうについては
予防接種の記録もないし、かかったかどうかも書かれてないから分からないまま。

母が21歳で母になってくれたおかげで
私が32歳とちょっと遅めに母になっても
50代でばあちゃんをしてくれてるから
いろいろと助かっている。

母子手帳を広げた今日6月4日は
両親の35回目の結婚記念日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?