雑記　20221005

　佳人を連想させるアカウント名と、親しげだが媚びてもいない自己紹介文を並べれば、あからさまにビカクシダ初心者のアカウントなのに（新しい情報は得られなさそうなのに）、フォロワー数がフォロー数より上回るInstagramはちょろい。私がもし四十がらみのおっさんでも、フォローしてくれますか。おっさんずモブ。



　ノーベル物理学賞が量子のもつれを研究していた諸氏に決まった。量子の世界では、お互い遠く離れたところにあるのに、片方が変化するともう一つも瞬時に変化するような関係が保たれることがあり、それを「量子のもつれ」というのだそうだけれど、その現象が理論だけではなく実際に起こると証明され、新しい研究分野を確立したことが受賞の理由だそう。そもそも量子とは何かということすら私にはわからないのだけれど、たとえば「虫が知らせる」というように、今の科学では証明できないような共鳴が起こるというのはなんとなくわかるので、それが量子の世界（ってなにそれ）でも起こっているということなのだな、ということだけは理解した。

　私の金髪美人セラピーはレディー・ガガに移行して、Bad　Romanceなんか聴いている。

　私はこういう風に何かを（再び）欲しがることを怖がっていたのだ、と思う。私は自分の心に火を灯す方法を忘れてしまったみたいだ。でも、何かをきっかけにして、自分の心に小さな火を灯すことができたら、今度こそこの膠着状態からきれいに脱することができるのかもしれない。答えの出ないことを持ち続ける美学も分からないでもないが、この件に関しては、ずっと宙ぶらりんだったので、何かしらけじめというべきもの、あるいは新たに何かをはじめるようなできことが必要だというように思う。今更それが必要なのか、という思いはなくはないけれど、それでも。私が今日？昨日？した小さなアクションは、私を別の新しい世界に導くことにつながるだろうか。
　それにしてもレディー・ガガ、普通の化粧してたらめちゃくそ美人なのに（この曲のPVの白っぽいガガを見よ）、いつもエキセントリックな容姿をしてからに。