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【戦評】最強イヌワシ打線は「二匹目のどじょう」を許さない!~5/28○楽天7-2西武

約1ヵ月ぶりの首位奪還

今井快投を打ち崩した、胸のすく逆転勝利になった。

浅村加入とJB打棒大暴れで「12球団最強」に生まれ変わったイヌワシ打線。
その強力打線を相手に今季唯一の完封勝利をあげているのが、5/5(●E0-L4)の今井だった。

しかし、Twitterでご紹介したとおり、ぼくはこの再戦、楽天に勝機あり!と予想。

というのは、楽天戦に登板した相手先発投手の防御率の差異を把握していたからだ。

今季初対戦 3.20
2度目以降 5.23

という傾向が出ていた。

今季初対戦のとき、過去に対戦歴のある場合でも、久しぶりの球筋に慣れるまで少々時間がかかるのだろう。(全くの初顔合わせは2.66)

球筋にも慣れ、相手の攻めの傾向も踏まえた2度目以降は、打線がしっかりアジャスト。
それが上記の数字に表れているのでは?と予想した。

結果から言えば、予想どおり。
楽天は7回途中まで投げた今井から5点をあげた。

しかし、その内実は緊迫した投手戦。
今井が楽天先発・塩見の好投を上まわる快投ぶりで、楽天打線は6回を終えてまさかのノーヒット。

塩見は5回までスコアボードにゼロを並べるものの、6回に秋山、7回に山川と2本の被弾を許し、7回表の終了時には0-2と2点を追う苦しい展開になった。

本戦はそこからひっくり返した。

今季17度目の逆転勝利の立役者はJBだ。

2点差に広げられた直後の7回1死3,2塁。
ボール先行2-1からの今井の失投を一振りで仕留めた。

左中間スタンドへグッバイした打球は14号の逆転決勝3ラン!
8回には来日3度目の1試合2ホーマーとなる15号2ランを決め、楽天の全打点を荒稼ぎ。
これで同僚ウィーラーを抜き去り、リーグ2位の41打点へ浮上している。

楽天は4カード連続の勝ち越しへ王手をかける快勝!
一方、若鷹軍団は今季4度目の3連敗で、楽天が4/26以来の約1ヵ月ぶりの首位返り咲きになった。

チーム成績は49試合26勝22敗1分の貯金4。

各種戦績は直近10試合7勝3敗(得点52/失点41)、5月13勝11敗とし5月の勝率.500以上が確定、西武戦6勝2敗、屋外球場20勝12敗、カードの初戦10勝8敗、6回終了時に負けているとき5勝16敗1分へ。

ゲーム差は2位・ソフトバンクと0.5、3位・西武と1.5、4位・ロッテと2.0、5位・日本ハムと2.5、6位・オリックスと5.5になっている。

両軍のスタメン

西武=1番・秋山(中)、2番・源田(遊)、3番・外崎(二)、4番・山川(一)、5番・森(捕)、6番・中村(三)、7番・栗山(指)、8番・木村(右)、9番・金子侑(左)、先発・今井(右投)

楽天=1番・茂木(遊)、2番・今江(三)、3番・浅村(二)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(一)、6番・ブラッシュ(右)、7番・島内(左)、8番・辰己(中)、9番・堀内(捕)、先発・塩見(左投)

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弱者の兵法で2得点

7回JB3ランで3-2と逆転した直後の2死満塁、ノムラの「弱者の兵法」が復活した。

逆転直後も楽天は島内死球、辰己のセカンド強襲二塁打で1死3,2塁を作った。
2死後、茂木も二番手・小川から四球を選び塁上満員。
JB3ランで走者一掃になったところから、2死満塁のフルベースを作る集中力を発揮した。

打席は2番・今江。
ここで西武は3人目の平井へスイッチ。

わずか3球で1-2と追い込まれながらも、そこからの粘りが驚異的。
ボールを見きわめること2度、ファウルで逃れること3度で勝負は9球に達しようとしていた。

平井からすれば1-2からの第4球、膝元いっぱいのインスラに球審の手が上がらなかったことや、フルカウントから3球連続ファウルでくらいつかれたことで、焦りが生じていたと思う。

それにトリックスターの今江のことだ。
前の3打席がタコっていても、ここぞの場面でお祭り騒ぎの活躍をみせる。

そんな重圧と投げにくさが平井を苦しめたのだろう。

9球目の直前だった。
2塁走者・辰己が2,3塁間に大きく飛び出してしまう。

平井は3塁走者の動向を確認せず、慌てて2塁へ牽制。

このときだった。

23打席ノーヒットと打撃不振の島内が足で挽回とばかりに絶妙なスタートを切った。
2塁からの本塁転送より一足早く本盗を決めると、外崎からのバックホームも大きく逸れ、2塁走者・辰己も生還する「足攻」で2点をあげた。

解説・高橋雅裕さんも指摘していたとおり、、、

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真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田在住、楽天応援の野球ブロガー。1球単位のプレーデータをはじめ、各種記録や指標等で楽天の魅力・特徴・課題・現在地を定点観測するブログを2009年から運営の傍ら、有料メルマガ、『週刊野球太郎』など野球専門媒体への寄稿歴も有。