マガジンのカバー画像

Shibakawaの楽天イーグルス2016観戦記Vol.1

88
楽天イーグルスの2016年戦い(オープン戦を含む)60試合をゲームレビューしていきます。
¥3,000
運営しているクリエイター

#rakuteneagles

今年も“東北”に恋したい! 【Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2018前半戦】ご案内

今年も“東北”に恋したい! 【Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2018前半戦】ご案内

「今年も野球、東北に恋したい!」(※このページは2018年2月24日に更新されました)
(※このページは投げ銭制です)

「今年は闘将に捧げる弔い合戦。僕たちファンも今以上に熱く応援したい」

「観る野球から考える野球へ。まるでノムさんの講義のような試合評を楽しみたい」

この記事は、そんな東北楽天ゴールデンイーグルスファンの方に向けて書いてます。

こんにちは。
ぼくは@eagleshibaka

もっとみる

鷲好きあなたの「良き伴走者」に~Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2017前半戦〕の御案内

「仕事も家庭も忙しい毎日のなか、おらが東北の楽天を応援するのが、至福のひとときです」「表面的なことしか報じないスポーツ新聞、ネットニュースに、おなかいっぱい...」
「データや数字を肴に、イーグルスの新たな魅力を楽しみたい!」

この記事は、そんな東北楽天ファンの方へ向けて書いてます。

こんにちは。ぼくは@eagleshibakawaと申します。

信州上田在住。郷里の英雄・真田幸村の「赤備え」

もっとみる

【試合評】切磋琢磨のチーム内競争~2016年7月27日○楽天イーグルス6-2ソフトバンク



外国人3人同時スタメン起用は今季3度目にして待望の機能を見せた。

過去2回は7月22日ロッテ戦(●E1-12M)で僅か5安打、7月26日ソフトバンク戦(●E0-6M)で4本のヒットのみと振るわずに終わったが、本戦では13安打6得点。

3番・DHのウィーラーが19号2ランを含む2安打3打点の活躍を見せると、4番・一塁アマダーはチャンスメイクの二塁打を含む2安打、6番・左翼で出場したペゲーロは

もっとみる

【試合評】奮起すべき左打者が沈黙。武田翔太に完封勝利を許す...~2016年7月26日●楽天イーグルス0-6ソフトバンク



スモウレスラーを一塁スタメンで起用した梨田采配の愚あまりにも淡泊すぎて、今シーズンの中で指折りの退屈試合だったかと思う。初回に失点し、魔の7回にも点を奪われてしまっては勝てるはずもない。同条件での14試合のチーム成績はこれで1勝13敗になっている。

いずれも、一塁スタメンのアマダーがアダになった。

7月月間打率.340と調子を取り戻してきた銀次をスタメンから外し、スモウレスラーを初の一塁先

もっとみる

社会人なのに、ほぼニート。働かない犬鷲投手陣の面々

楽天スカウトの目は社会人投手に限って言えば、完全節穴説こんにちは。故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田から楽天イーグルスを定点観測する@eagleshibakawaです。

『中堅手三十路越え限界説』『年間二桁本塁打身長174cm以下困難説』など、私が所持する幾つかの持論や仮説の中に、『楽天スカウトの目は社会人投手に限って言えば完全節穴説』がありまして。

これまで楽天

もっとみる

【試合評】実はデーブボールよりも弱かった今年の梨田楽天~2016年7月24日●楽天イーグルス2-3ロッテ



エース対決を惜しくも落とし、3位とのゲーム差は今季最多タイ12.5へ昨年10月6日以来、通算3度目のマッチアップになった則本昂大vs涌井秀章。

両軍エース対決を惜しくも1点差で落とした楽天は、チーム成績を86試合35勝49敗2分、借金14、勝率.417とした。

ゲーム差は1位・ソフトバンクと22.0、2位・日本ハムと17.5、3位・ロッテと12.5、5位・西武と0.5、6位・オリックスと3

もっとみる

【試合評】延長12回、雨中の激闘を制した12回戦~2016年7月23日○楽天イーグルス6x-5ロッテ



延長12回、満塁の神様、降臨今、楽天には「代打の神様」もいれば、「満塁の神様」もいる。延長12回裏、最後に決めたのは、イーグルスきっての満塁男、藤田一也だった。

スコアは5-5だった。ウィーラーの2打席連続の一発、三好匠のEウィングに飛び込むプロ1号3ラン。序盤3回まで合計5得点。3点リードして終盤を迎えた12回戦は、7回、イーグルスの勝利の方程式が崩れた。

二番手・福山がエラーも絡んで4

もっとみる

【試合評】 凡事不徹底。チームは外国人先発で10連敗~2016年7月20日●楽天イーグルス3-9日本ハム



地方球場に四苦八苦のブリガム先発ブリガムが5回7失点。柔らかすぎる帯広のマウンドにアジャストできず、8安打4四球1死球を許した。

降板後のブリガム、ガックリ肩を落とし、「自分のこれまでのキャリアの中でもここまで苦しい結果は初めてかもしれない。ストライクを取りにいっても、思うようにとれなかった」と落胆の色を隠せない敗戦の弁...

この球場は昨年7月15日、ソフトバンクのバンデンハークも苦しん

もっとみる

ゴロアウト率の推移で診断する、楽天の前半戦守備力

内外野天然芝に生まれ変わった本拠地koboスタ宮城で、守備にどのような変化が見られるのか?

アマチュア時代に本人ですら思い出せないほど遊撃守備の経験がなかった新人・茂木を開幕ショートスタメンに起用、正遊撃手に抜擢した首脳陣の慧眼と茂木の頑張り。このことがチーム全体の守備力にどのような影響を与えているのか?

今季前半戦、内野守備に関しては特にその2つに関心を払ってきた筆者なのだ。今回はこの疑問を

もっとみる
【試合評】 釜田苦闘の90球、ペレス連夜の働き。チームは前半戦4位で折り返し~2016年7月13日○楽天イーグルス4-3西武

【試合評】 釜田苦闘の90球、ペレス連夜の働き。チームは前半戦4位で折り返し~2016年7月13日○楽天イーグルス4-3西武



ペレス2戦連発、2安打2打点。楽天4位で前半戦を終える反撃の口火を切るタイムリーに来日2号。4打数2安打2打点。新外国人ペレスが連夜の槍働きで、楽天を勝利に導いた。

先手は西武が取った。先発・釜田が5回裏、4本のシングルヒットを集められ、2失点。2点を追う展開になった直後、6回表の攻撃だった。5回まで楽天打線を散発2安打に抑える好投を見せていた西武先発・高橋光が、自ら崩れたのだ。

まるで意

もっとみる

【試合評】決勝弾は新外国人ペレスの挨拶代わりの豪砲。二桁の希望をつなぐ塩見5勝目~2016年7月12日○楽天イーグルス5-1西武



前半戦4位の座は明日の3戦目に持ち越しへ前半戦4位を賭けた直接対決3連戦。その第2戦は、1回に飛び出した新外国人ペレスの来日初打席初本塁打が決勝点になり、イーグルスが5-1で逃げ切り勝利を飾った。

これでチームは再び4位浮上。成績は80試合33勝45敗2分の勝率.423。ゲーム差は1位・ソフトバンクと20.5、2位・日本ハムと14.5、3位・ロッテと11.5、5位・西武と0.5、6位・オリッ

もっとみる

【試合評】 前半戦4位をかけた直接対決、その初戦を落とし5位後退~2016年7月11日●楽天イーグルス1-3西武



前半戦4位をかけた3連戦が始まる前半戦を4位で終わるのは、どちらの球団か? 

 4位・楽天、5位・西武による敵地3連戦は、僅か0.5のゲーム差での激突になった。

楽天が2勝1敗以上ならイーグルスの3年ぶり前半戦4位が確定する。1勝2敗以下の負け越しならライオンズに上へ行かれ、同5位で前半戦日程を終えることになる。

その意味でも是が非でも取りたかったその初戦。しかし、イヌワシ打線は相手先発

もっとみる

【試合評】初回美馬学を襲った疑心暗鬼と恐怖心~2016年7月9日●E2-6H



大切なのは、則本で勝利の翌試合だ今年も引き続き、エースが投げてチームが勝利した翌試合の成績が悪い。

「引き続き」と書いた理由は、昨年も悪かったからだ。昨年のデーブ楽天は先発・則本でチームが勝利を飾った翌戦、4勝9敗と大きく負け越した。その傾向は梨田楽天になっても変わらず、ここまで2勝6敗2分。

良い流れを引き継ぐには、何よりも先取点だ。しかし、10試合中、8試合で先制点を奪われており、エー

もっとみる

【試合評】 両先発が8回2失点以下に抑えた今季2度目の投手戦、イーグルスが銀次の決勝打で制す!!~2016年7月8日○E3-2H



両先発が8回2失点以下の投球を見せた今季2度目の楽天戦「毎回ランナーを出して、上手いピッチングではなかったと思いますけど」

試合後、ヒーローインタビューに呼ばれたエースは、やや自嘲気味にそう口にしたが、いやはや、なんのその。見応え十分の121球、和田毅との白熱した投手戦になった。

則本と和田は共に譲らず、8回2失点。今季の楽天戦で両先発が8回以上を投げて2失点以下に抑えたゲームは、他には3

もっとみる