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イー・エージェンシーの次世代を担う部長インタビュー~ビジネスディベロップメント部~

イー・エージェンシーでは、各部の部長陣がそれぞれの部を組織運営しています。

今回の記事は「イー・エージェンシーの次世代を担う部長インタビュー」の第七弾です。
部長陣がどのような思いで組織を担っているのか、その人柄、魅力とともにお伝えできればと思います。

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今回はビジネスディベロップメント部を率いる竹内部長のインタビューです。

ビジネスディベロップメント部のお仕事や、これまでのキャリア、イー・エージェンシーの魅力とこれからについて、じっくりお話をお伺いしました。ぜひこちらをご覧ください。

最新のデジタルマーケティングツールによる新規事業開発

ーまず簡単に、ビジネスディベロップメント部のお仕事内容について教えていただけますか?

ビジネスディベロップメント部はDX事業本部に属していまして、DX事業本部は新規事業や、大型クライアント向けのシステム開発などを中心に行っています。なかでも、ビジネスディベロップメント部、特にビジネスディベロップメント課は、DX事業本部の営業と新規事業開発を担っている部門になります。 

新規営業だけでなく既存のお客様向けの営業や、受注した後のサポートなど、営業からその後まで幅広く関わっているというのが業務内容になります。

ー竹内さんやメンバーの方たちのやりがいとしては、やはり新規開拓や、新規事業を作り上げていくというところでしょうか?

そうですね。部署自体がスタートアップに近いので、組織や業務の仕組みは構築中の部分が多いので、自由度は非常に高いです。
そこを面白がれる方はやりがいとして感じていただけるんじゃないかなと思っています。 
あとは、新規事業の開拓ということで、最新のデジタルマーケティングツールや、そこで活躍している方と関われる機会も多いので、新しい技術やテクノロジーに触れられる点もやりがいに感じていただけるのではないかと思います。

ー現在の注力商材は「Amplitude」かと思いますが、このツールに着目した理由や、画期的な点というのはどんなころでしょうか?

Amplitudeは、世界ですでに3000社以上導入されている、プロダクト分析ツールになります。 いわゆるアクセス解析ツールとは異なり、製品やサービスをどのように成長させていくかに特化した分析ツールです。

例えばプロダクトの売上やサービスの顧客ロイヤリティを上げるということがゴールだった時に、その1歩手前の指標に注目し、その指標をウェブやアプリ上で何回くらい実行させると良いという分析があっという間に出せるんです。さらに、メールツールなどと連携させると、その指標を実行していないユーザーだけを抽出して、すぐメールを送るということも可能です。
そこまでするには今までなら、統計学、データエンジニリングスキル、PDCAを回し続ける根気が必要でしたが、それがノーコードで手間なく簡単に実現できるのは画期的ですし、お客様にもすごいねっておっしゃってもらえています。
世界的にはもう、こういった形でプロダクトやサービスの売上や顧客ロイヤリティを改善するツールが増えてきていますが、日本はまだあまり普及していません。アーリーアダプターの方が少し使い始めたというのが今の状況で、これからはこういった形がスタンダードになってくると期待しています。

一つ一つの質問に、とても丁寧に答えてくださいました

ー竹内さんご自身にこれまで色々なマーケティング経験があるからこそ、新しいツールの良さも分かってということだと感じたのですが、もともとITやマーケティング志望でずっと勉強してこられたのですか?

いえ、もともとは、父が公務員だったこともあって漠然と公務員を目指していました。勉強は好きで、特に政治経済に興味があったので、大学院まで政治経済の勉強をして、マスコミへの就職も良いなと思っていました。
そんな中でアメリカへ旅行に行く機会があったのですが、その時たまたまバスで隣の席になった方と色々お話をしたんです。ベンチャーキャピタルに勤めているIT業界の方だったのですが、これからの時代はITだ、ということを熱く語っておられて、とてもキラキラして見えました。それがきっかけでIT業界に興味を持ち、何かスキルを身につけるためにダブルスクールでWebデザインを学んで、Webデザイナーとして正社員で就職をしました。

キャリアを重ねるなかで感じてきたこと

ーそれはすごい方向転換ですね!もともと何か、ITへの興味や就活への葛藤などがあったんでしょうか?

そうですね・・・そういうわけではなく、直感的に「なんか面白そうだな」という感じです。あまり深く考えて動くほうではなくて、自分のキャリアを振り返った時も一貫性があまりないんですよね。ウェブに関わる仕事というところでは一貫性があるかもしれないですが、業種でいうと、教育、通信、プラットホーム、ECなどを経験させていただいて、今に至っています。
綿密にキャリア計画を練ってというよりは本当に直感というか、「あ、今こっちに行っといたほうが良いな。こっちのほうが面白そうだな」と思うと、家族にも相談せずに突然転職しちゃうタイプです。その中でも転職のテーマとして置いていたのは、今自分がやっていることと少しズラすということ。少しずつ自分のキャパシティを増やせるようにという感覚で動いていました。

ー複数の会社で色々な経験をされてきたと思いますが、特に思い出に残っていることはありますか?

1社目は前述の通りWebデザイナーとして就職したのですが、あまりWebデザインはやらなくて、それよりもパンフレットのディレクションを多くしていました。紙媒体のほうが構成やデザインなどWebよりも厳しいので、最初にそれを経験できたのは良かったのと、その会社でメールマガジンを担当したり自社CMSにも挑戦したりと、短期間で先進的なことにも色々挑戦できたのは楽しかったですね。マーケティングツールに触れた最初のきっかけも、このメルマガシステムでした。
その後、2社目の通信会社が一番長く勤めたんですけど、怒られながらとにかく走り続けて気が付くとここまできちゃった、という感じですね。
今はもう時代が違うので、社内で怒ったり怒られたりということもないですけど、逆に今の若い方は怒られるという強制力がない中で、頑張るも頑張らないも自分次第という、自分自身の成長へのモチベーションが大事になってくるので、ある意味とてもハードな時代だなと感じています。

ー今のこの怒らない風潮の中で、どうやって部下のモチベーション維持や成長を促していくかというのは全国の管理職共通の悩みでもあると思いますが、竹内さんが心がけておられることはありますか?

僕自身は、怒って指導するのは自分に合ってないと思っています。怒られてモチベーションが上がった試しがないんですよね。今マネージャーとして心がけていることは、あえてモチベーションを上げるように取り組むというより、 どうやって働きやすい環境を整えてあげるか。その人が担当する業務の目の前に障害があったら一緒に取り除いてあげるとか、この業務ってこの人あまりやりたがってないからむしろ生産性が下がっちゃってるよね、とかをしっかり観察しながら、必要なタイミングで必要なサポートをどれだけしてあげられるかを大事にしていてます。

ー今はリモートのメンバーもいると思いますが、働きやすい環境作りとして部全体で具体的に実践されていること等あるでしょうか?

チーム会ではなるべく全員が発言できるように心がけています。
あとは自分の予定に関しては、特に前もって「予定入れていいですか。」とか聞かずに、部下の方も勝手に好きなだけ入れてくださいという話はしてます。
やっぱりいつでも話しやすい環境を作っておくのが、業務を進める上で1番安心感に繋がると思うので、とにかくフラットに話しやすい環境というのだけはすごく心がけていますね。

ー竹内さんは色々な会社をご経験されてきたと思いますが、イー・エージェンシーに入社されたのはどんなきっかけだったのですか?

知人から声を掛けてもらって、ちょうどタイミングが合ったというのがきっかけです。デジタルマーケティングの最前線に戻りたいなとも思っていたので、お話をさせてもらって入社しました。
これまで事業会社でマーケターの大変さというのも身に染みてわかっていたので、入社してからはその経験を元にお客様へのご提案を考えています。

イー・エージェンシーの魅力と、これから

ー複数社を経験したからこそ感じる、イー・エージェンシーの魅力というのはどんなところでしょうか?

そうですね。一言で言うと、すごく大人な会社だなと思います。
中途社員の方がほとんどだからか、とても大人っぽいというか。それがすごく、イー・エージェンシーの魅力じゃないかなと思います。
その大人っぽさというのは、私もそうですが皆さんバックグラウンドを色々持ってここに来ているので、専門分野や得意な分野をそれぞれ持っている。。それをお互いにリスペクトしながら仕事をしている印象です。適度な距離感で仕事をしていて、すごく安定感があるなと感じます。そうした環境のなかで働くことができるのは素敵だなと常々思っています。
社内の方は、初対面でもすごく話しやすい方が多いので。人の面ではそこがとても魅力だと思います。
また、事業の面では、デジタルマーケティングの業界の中で会社の歴史がとても長いということ。30年近くある会社なので、お客様とお会いすると、知ってるよ。とか、一緒にお仕事したことあるよという方が多くて。それもすごい資産だなと思います。しかもその際に、あの時にすごく丁寧にお仕事してくれてとかって言ってくださる方が多くて、それは本当にイー・エージェンシーの魅力だなと思っています。

部下の方への接し方を語る表情からも、竹内部長の穏やかさが伝わります

ー今後さらにどんな人と一緒に働きたいですか?求める人物像などはありますか?

すごくシンプルなんですけど、素直で、誠実で、向上心や向学心があることが一番重要かなと思っています。
これまでたくさんの方とご一緒に働いてきて、この3つが揃ってる方は、どんな場所に行ってもしっかりお仕事を前に進めていけるし、実績もちゃんと出していけると感じています。スキルの面では、特に生成AIが業務にどんどん入ってきていて、いろんなツールも裏側も生成AIで動くようになってきて。 人が行う仕事の精度もスピードも叶わなくなってくるのが目に見えていると思っています。その中で求められてくるのは、オーケストラの指揮者みたいな能力。目の前のお客様の課題をしっかり聞いて理解して、その課題に対して仮説を立てて検証して、成果に結びつけていくためにはどういうツールやソリューションで解決していけるのかという、全体を見渡してコーディネートする力です。ただ、それを一人でこなせるスーパーマンはいないと思うので、チームとして、それぞれのスキルを組み合わせて課題に取り組みたいと思っています。何か一つでも人と違ったもの、リスペクトできるものを持っている方と、ぜひ一緒にお仕事できたらいいなと思っています。

ー会社のビジョンというのもますます大事になってくると思うのですが、竹内さんご自身は「おもてなしを科学する」というビジョンを日頃どのように意識されていますか?

そうですね。我々はお客様と対面して、お客様の課題を聞いて、 こうしたら解決できますよというお話をさせていただく機会が多いので、例えばその準備でもお客様目線を常に心がけていますね。
私自身が事業会社にいた経験もあるので、 お客様がこういう話を聞きたいんじゃないかということや、こう提案されたら社内で相談しやすいんじゃないかということをできる限りイメージしながら資料を作ったりお話するようにしています。
「おもてなし」ということではそういうところをとても意識してますし、やっぱりそれでお客様が少しでも、その話面白いねとかいいねとか言ってくれた時は良かったなと思います。 

ー部署としてや竹内さんご自身として、今後の目標や夢を教えてください。

部門としては、DX事業本部の成長を支える足腰となる部門になっていきましょうというのをキャッチフレ-ズにしています。ただ、実際には、営業、新規事業開発、カスタマーサクセス、サポートの各セクションでまだまだ整っていない。まずはそれらを着実に1歩ずつ整えていかないといけないと思っています。
あとは自分自身の成長でいうと、自分にないものを持ってる方や、この人すごいよねっていう人とたくさんお会いして一緒に働いていけたらいいなと思うので、若い人から見ても素敵な大人になりたいですね。

ーありがとうございます。最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。

イー・エージェンシーは本当に、デジタルマーケティングに関わるいろんなことを体験できる会社だと思っています。しかも経験値のある社員がいっぱいいますので、安心して働いていただける環境がご提供できると思います。 
これからデジタルマーケティングのお仕事や働き方が色々変わっていく中で、その最先端のところで、いろんなスキルを磨いていける経験ができると思いますので、今までイー・エージェンシーにいなかったようなスキルを持ってる方とか、ここがすごい人だなって思えるような方と、ぜひ一緒にお仕事できたらと思っております。

★インタビューを終えて

竹内部長ありがとうございました。
これまでのご経験や、転職への考え方、これからのデジタルマーケティング業界全体のことまでたっぷりお話いただきました。
イー・エージェンシーの魅力を「大人っぽい」という言葉で表現されたのがとても印象的で、竹内部長ご自身からも非常に大人っぽい言葉選びと魅力に溢れた人柄が伝わってくる、清々しいインタビューでした。
今後の組織づくりやビジョンに向かって、竹内さんのご活躍を引き続き期待しています。ありがとうございました。

イー・エージェンシーでは一緒に働く仲間を募集しています。


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